AR# 32937

VCS - VCS を使用した SecureIP のシミュレーション方法

説明

VCS を使用した SecureIP のシミュレーション方法

ソリューション


ザイリンクスでは、Verilog LRM - IEEE 標準規格 1364-2005 で規定されている最新の暗号化手法を利用しています。PowerPC、MGT、PCIe などのハード IP のシミュレーション モデルでは、この手法が使用されます。

詳細は次を参照してください。

11.1 からすべての hardIP ブロックが SecureIP を使用して暗号化されています。 サポートされる VCS のバージョンについては、『合成/シミュレーション ガイド』を参照してください。

コンパイル タイム オプションを使用したライブラリー ソース ファイル

デザインの構成 (ザイリンクスのインスタンシエートされたプリミティブまたは CORE Generator ソフトウェア コンポーネント) によりますが、レジスタ転送レベル (RTL) シミュレーションの場合は、コマンド ラインで次のようにコマンドを指定します。

vcs -f $XILINX/secureip/vcs/vcs_secureip_cell.list.f \

-y $XILINX/verilog/src/unisims -y $XILINX/verilog/src/xilinxcorelib \

+incdir+$XILINX/verilog/src +libext+.v $XILINX/verilog/src/glbl.v \

-lca-Mupdate -R <testfixture>.v <design>.v

メモ :SecureIP ライブラリのディレクトリーの指定に -y オプションを使用しないでください。このアプローチだと、コンパイル エラーが発生したりコンパイルが停止したりする可能性があります。推奨されているように -f オプションを使用してください。

タイミング シミュレーションの場合も同様で、SIMPRIM ベースのライブラリーが使用されます。コマンド ラインに次を指定します。

vcs +compsdf -y $XILINX/verilog/src/simprims $XILINX/verilog/src/glbl.v \

-f $XILINX/secureip/vcs/vcs_secureip_cell.list.f \

-lca+libext+.v -Mupdate -R <testfixture>.v time_sim.v

SecureIP で SystemVerilog オプションを使用している場合は、(ザイリンクス アンサー 32821) を参照してください。

SecureIP シミュレーションの実行に関する問題が発生した場合は、ザイリンクス テクニカル サポートからウェブ ケースを開いてください。
http://japan.xilinx.com/support/

メモ :VCS/VCS-MX コマンド ラインに -lca オプションを追加することで、限定カスタマー機能を使用することができます。この機能の内訳はリリースごとに異なるため、vcs -doc の「LCA Features」を参照してください。また、このオプションを使用したことを通知するコンパイル時間警告メッセージも VCS または VCS-MX から出力されます。



Synopsys 社はザイリンクス製品に段階的に機能を導入するアプローチをとっています。これは、カスタマーに対し安定した多様性のある環境を提供するためのアプローチで、厳しく守られています。

最初に、新機能は、それを要求している少数のカスタマーにのみ限定的に、非公式に開発段階のものとしてツールで利用できるようになります。

その次に (ベータ段階)、この新機能は、フィールド サポート部門により、ほかのカスタマーに紹介され、カスタマー フィードバックを求めます。

その後十分な情報が得られた段階で、Synopsys 社は「限定カスタマー機能」としてこの機能を導入します。この時点で、上述の資料に記載があるため、どのカスタマーもこの機能を使用し始めることができます。この機能を使用できるようにするには、-lca オプションを追加する必要があります。

さらに、十分な情報が得られた段階で、Synopsys 社は、この機能をフル製品バージョンに導入するのですが、この時点で -lca オプションは不要になります。

このように、機能によっては限定カスタマーにのみ利用可能になっていて、こうした段階を得ていくには時間がかかることがあることをご了承ください。新リリースおよび新機能にフィードバックを提供することで、ユーザーはこうしたプロセスを早めていくことができるのです。
AR# 32937
日付 02/26/2013
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール 詳細 概略