AR# 34937

Clocking Wizard - 出力 CLK が入力と同じの場合、リクエストした周波数と実際のものが若干異なる

説明

Clocking Wizard で出力クロック周波数を入力クロックとして使用すると、ウィザードでリクエストした周波数が実際の周波数と異なることがあります。なぜですか。

ソリューション

1) Clocking Wizard では M、D、および CLKOUTx_DIVIDE が小数点 3 桁までに丸められ、これは TRCE と一貫しています。 これが丸めエラーになる可能性があります。

たとえば、入力周波数が 61.44MHz で、リクエストされる CLKOUT 周波数が 44.8MHz のとき、実際の CLKOUT 周波数は 44.807MHz になります。

ウィザードで行われる最初のステップは、入力周波数を周期に変換して、小数点 3 桁で丸めるという作業です。

1000/61.44 = 16.276041666666666666666666666667 =~ 16.276
VCO = (1000/16.276) * 33 / 2 = 1013.7625952322437945441140329319 =~ 1013.763
CLKOUT frequency =1013.763/22.625 = 44.807204419889502762430939226519 =~ 44.807

CLKFBOUT_MULT_F = 33, CLKOUT0_DIVIDE_F = 22.625, DIVCLK_DIVIDE = 2


2) また、丸めエラーが原因で表示されている実際の周波数とその出力間に誤差が生じることもあります。

510MHz を入力して 510MHz をリクエストした例を次に示します。

ここでは CLKIN が 510MHz として入力されます。

510MHz を出力周波数として選択すると、[Actual] には 510.204MHz が表示されます。

この理由は、計算方法で小数点の桁数が 3 個のみ使用されているためです。 次に、どのように 510.204MHz が作成されたかを説明します。

算出されたクロック周期 = 1/510MHz = 1.960784314ns (小数点 3 桁) = 1.960 ns 算出された出力周波数 = 1/1.960nS = 510.204MHz

ハードウェアでは、出力周波数はリクエストどおり 510MHz になります。これを確認するには、ウィザードの 4 ページ目の設定を使用して出力周波数を計算できます。


CLKOUT0 = ((CLKIN * CLKFBOUT_MULT_F) / DIVCLK_DIVIDE ) / CLKOUT0_DIVIDE_F

((510 MHz * 6) / 3 ) / 2 = 510MHz

アンサー レコード リファレンス

関連アンサー レコード

Answer Number アンサータイトル 問題の発生したバージョン 修正バージョン
46790 Spartan-6 FPGA デザイン アシスタント - 一般的なクロック設定のトラブルシュート N/A N/A
AR# 34937
日付 03/06/2013
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス 詳細 概略
ツール 詳細 概略
IP