AR# 41464

Virtex-6 HXT デバイス : ES シリコンと製品シリコンの識別方法

説明

このアンサーでは Virtex-6 HXT デバイスの ES シリコンと製品シリコンを識別する方法について説明します。

ソリューション


ES シリコンと製品シリコンの区別 :

Virtex-6 HXT デバイスには ES (2.0) シリコンおよび製品 (2.1) シリコンがあり、それを区別する方法はいくつかあります。

1. 目視検査 :

シリコンのバージョンはデバイスのパーツ番号で確認することができます。

通常、エンジニアリング サンプルにはパーツ番号の最終行にあるスピード グレードと温度範囲の後に「ES」または「CES」と記されています (以下の例を参照)。



パーツ番号の詳細については、『Virtex-6 FPGA Packaging and Pinout Specifications User Guide』 (UG365) の第 6 章を参照してください。http://japan.xilinx.com/support/documentation/user_guides/ug365.pdf

通常、「ES」または「CES」と記されている場合、シリコンのバージョンは 2.0 です。しかし、パーツ番号が CES9929 または CES9930 の場合は、ES のシリコン バージョンが 2.1 となる例外がいくつかあります。デバイスに ES/CES という記載がない場合や、SCD マークが SCD42xx となっている場合は、製品シリコン バージョン (2.1) です。



2. JTAG ID コード

ボード上のシリコンは iMPACT で JTAG ID を読み込んで判別することもできます。たとえば、特定デバイスの JTAG ID は iMPACT GUI で次のように読み出すことができます。

1. Type-A と Type-Mini-B を接続する USB ケーブル (ボードに含まれる) の 1 つを USB JTAG ダウンロード ポート (J4) に接続します。接続先が UART ポートではなく JTAG ポートであることを確認します。
2. iMPACT を開き、[iMPACT Flows] パネルで [Boundary Scan] をダブルクリックします。
3. [Boundary Scan] ウィンドウを右クリックし、[Initialize Chain] をクリックします。
4. [Boundary Scan] ウィンドウに XC6SLX45T デバイスが表示されたら、それを選択します。緑色に変わります。
5. [iMPACT Processes] パネルで [Get Device ID] をダブルクリックし、JTAG IDCODE を読み込みます (下記参照)。

たとえば、Spartan-6 SP605 ボードから読み込んだ場合は次のようになります。




Virtex-6 HXT デバイスの JTAG IDCODE を読み込む場合も同じ方法でシリコンのバージョンを確認することができます。

『Virtex-6 FPGA Configuration User Guide』 (UG360)http://japan.xilinx.com/support/documentation/user_guides/ug360.pdf の第 6 章に JTAG ID コードが記載されています。

ML605 Virtex-6 評価キットの例 :
iMPACT で読み出された JTAG ID :
'2': IDCODE is '24250093' (in hex).
'2'::Manufacturer's ID = Xilinx xc6vlx240t, Version: 2
The JTAG ID code for this device is 2 (Version: 2)

JTAG ID read out in iMPACT:
'2': IDCODE is '44250093' (in hex).
'2'::Manufacturer's ID = Xilinx xc6vlx240t, Version: 4
The JTAG ID code for this device is4 (Version: 4)


シリコン バージョンを識別するには、次の表を使用すると簡単に確認できます。


JTAG ID (リビジョン コード)

デバイス

シリコン

2

XC6VHX255T

2.0

4

XC6VHX255T

2.1

2

XC6VHX380T

2.0

4

XC6VHX380T

2.1

0

XC6VHX565T

2.0

2

XC6VHX565T

2.1


このアンサーにあるアンサーおよび GTH ウィザードのバージョンは、ES シリコン 2.0、製品シリコン 2.1 を示しています。

ES vs 製品シリコンの GTH トランシーバー :

GTH トランシーバーは ES か製品かによって、属性設定および初期化シーケンスは変わります。GTH トランシーバーはシリコン バージョンに基づいて正しく設定する必要があり、ES シリコンのビットストリームを製品シリコンに使用することはできません。その逆も同じです。ES および製品シリコンの GTH トランシーバーの設定の詳細は、このアンサーの最後にあるアンサーを参照してください。

Virtex-6 FPGA GTH Transceiver Wizard:

Virtex-6 FPGA GTH Transceiver Wizard v1.7 は ES シリコンの設定のみをサポートし、v1.8 は製品シリコンの設定のみをサポートします。ES および製品シリコンの設定は、それぞれのバージョンのウィザードで生成することができます。詳細は以下のアンサーを参照してください。

ES シリコン :
(ザイリンクス アンサー 37414) Virtex-6 FPGA GTH トランシーバー - ES シリコンの属性アップデート
(ザイリンクス アンサー 37412) Virtex-6 FPGA GTH トランシーバー - ES シリコンの初期化シーケンス
製品シリコン :
(ザイリンクス アンサー 40902)Virtex-6 FPGA GTH トランシーバー - 製品 HXT のアップデート (属性および初期化シーケンス)

アンサー レコード リファレンス

関連アンサー レコード

AR# 41464
日付 12/15/2012
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス
IP