AR# 45322

13.3 System Generator - System Generator/MATLAB の起動に時間がかかったり、停止状態になる

説明

この問題の詳細はこちらの Mathworks 社のウェブ ページへのリンクをご覧ください。
http://www.mathworks.com/support/solutions/en/data/1-2Z18MA/

また、Mathworks 社では定期的に古いサポート情報を削除するため、この情報をこちらに転載しています。

ソリューション

問題 :

MATLAB は初期化中またはビジー状態で滞り、起動に非常に時間がかかるのですが、なぜですか。

問題の詳細 :

MATLAB は開くのですが、長い間ステータスが初期化中やビジーになったままになります。リモート ライセンス マネージャーがあってもなくても、MATLAB の起動には非常に時間がかかります。

 

ソリューション :

MATLAB が初期中の状態で停止してしまう理由はいくつかあります。


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ライセンスの問題 :
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オプション 1
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MATLAB が起動するが、ステータスが初期化中のままで変わらない場合、MATLAB はシステムに対し追加ライセンスを検索している可能性があります。

これは、LM_LICENSE_FILE という環境変数が原因で発生することがあります。この変数は、MATLAB およびその他の Flexlm アプリケーションに対しライセンス ファイルの検索場所を指定するためのものです。また、一部の機能を使用するのにネットワーク ライセンスが必要であるのにネットワークに接続していない場合でも、MATLAB は停止します。

注記 : また MLM_LICENSE_FILE という変数が原因である可能性もあります。この変数は MATLAB に対してのみ機能します。

この問題を修正するには、次の手順に従ってください。

Windows
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1) [マイ コンピューター] アイコンを右クリックし [プロパティ] を選択します。[コントロール パネル] で [システム] をダブルクリックしても同じ設定ウィンドウに辿り着きます。

2) [詳細] タブをクリックし [環境変数] を選択します。

3) ウィンドウ下部にある「LM_LICENSE_FILE」というシステム変数を探します。

4) LM_LICENSE_FILE が既に設定されている場合は、手順 5 に進みます。設定されていない場合は [新規] をクリックし「LM_LICENSE_FILE」と [変数名] ボックスに入力して LM_LICENSE_FILE 変数を作成します。

5) LM_LICENSE_FILE 変数に、MATLAB のライセンス ファイルへの絶対パスを設定します。ファイルのディレクトリが不明な場合は、「MATLAB のライセンス ファイルはどこに保存されているか」という関連ソリューションを参照してください。ライセンス ファイルが複数ある場合は、最初のパスの後にセミコロン (;) を追加してから、次のライセンス ファイルへのパスを入力します。[OK] をクリックして保存します。

6) MATLAB をもう 1 度起動します。

Unix、Linux、Mac
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環境変数が設定されているかどうかを確認してください。それがどこにあるかは、使用しているシェルによって異なります。home フォルダーを開きます。このファイルは「.cshrc」 (c シェル)、「.profile」 (bash)、「.bashrc」 (bash) と呼ばれます。

使用しているシェルによりますが、export または setenv を使用してコマンド ラインからシェル セッションに対する環境変数を作成できますが、上記のファイルを恒久的に変更する必要があります。

例 :

export MLM_LICENSE_FILE /usr/bin/matlab/license.dat

オプション 2
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または、MATLAB およびツールボックスにアクセスするのにライセンスを 1 つだけ使用している場合は、MATLAB へのショートカットで、または MATLAB を起動するときにコマンド ラインでそのライセンス ファイルを指定します。次の手順に沿ってこの作業を行います。

Windows
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1) MATLAB へのショートカットを右クリックし、[プロパティ] を選択します。

2) [Target] フィールドに次のように入力します。

"$MATLAB\bin\win32\MATLAB.exe" -c "<Full Path to the MATLAB license file including file name>

「$MATLAB」はルート ディレクトリで、<Path to the MATLAB license file> はライセンス ファイルへの絶対パスです。ファイルのディレクトリが不明な場合は、「MATLAB のライセンス ファイルはどこに保存されているか」という関連ソリューションを参照してください。


3) [OK] をクリックします。

4) ショートカットから MATLAB を起動します。

 

この方法は System Generator ショートカットにも利用できます。[Target] フィールドの既存のコマンドに「-c <license path>」を追加してください。

C:\Xilinx\Vivado\2013.2\bin\sysgen.bat -c "C:\Program Files\MATLAB\R2012b\license.lic"

Linux、Unix、Mac
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起動時にライセンス ファイルを直接ポイントするための -c オプションを使用します。

MATLAB インストーラーによりシンボル リンクが作成されている場合は、次のものを実行します。

matlab -c <Full Path to the MATLAB license file including file name>

シンボル リンクが作成されていない場合は、$MATLAB/bin/ から実行します。

./matlab -c <Full Path to the MATLAB license file including file name>

「$MATLAB」はルート ディレクトリで、<Path to the MATLAB license file> はライセンス ファイルへの絶対パスで、通常は $MATLAB/licenses です。

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ライセンス以外の問題 :
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ソリューション 1:
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次の手順に従い、MATLAB の基本設定を再度設定します。

Windows
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(隠しファイルやフォルダーをまず表示させてから作業を行ってください。)
1) MATLAB を終了します。 MATLAB が実行していないことを確認します。

2) c:\Documents and Settings\ <your username>\Application Data\MathWorks\MATLAB\ OR c:\users\<username>\AppData\Roaming を参照します。

3) 使用している MATLAB のバージョンの後に「_old」と追加して、ディレクトリの名前を変更します。フォルダーの名前の一部に「_licenses」が含まれているいるものがある場合は、そのフォルダー名を変更しないでください。

4) この後 MATLAB を再起動します。このディレクトリは次回 MATLAB を起動するときに再度作成されます。

Linux、Unix、Mac
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1) MATLAB を終了します。MATLAB が実行していないことを確認します。

2) ユーザーの home ディレクトリにある「.matlab/」というディレクトリ名を「.matlab_old/」に変更します。

3) MATLAB を再起動します。


これでも問題が解決しない場合は、Windows および一部のグラフィックス カードで配布されているグラフィックス ライブラリで使用する MATLAB 7.0 (R14) に既知の問題があり、MATLAB 7.0 (R14) で仮想メモリが予期動作よりも頻繁に使用されます。この場合、カードのハードウェア グラフィックス アクセラレーション機能をオフにすると、MATLAB 7.0 (R14) のパフォーマンスが向上します。この作業を行うには次の手順に従ってください。

1) MATLAB を閉じます。

2) Windows のデスクトップ アイコンを右クリックし [プロパティ] を選択します。

3) [表示プロパティ] で [設定] タブをクリックして、[詳細] ボタンをクリックします。

4) 開いたウィンドウで [トラブルシュート] タブをクリックします。

5) [ハードウェア アクセラレーション] のスライダーを一番左の [None] まで移動させます。

6) このウィンドウで [OK] をクリックし、[表示プロパティ] ウィンドウでもう 1 度 [OK] をクリックします。

7) MATLAB を再起動します。

ソリューション 2 :
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バックグランドでウィルス対策アプリケーションが起動していると、MATLAB の実行速度が低下するというユーザーからの報告がいくつかあります。この場合、少なくとも MATLAB ディレクトリに対するアクティブ スキャン オプションをオフにすると、パフォーマンスが著しく改善されます。

ソリューション 3 :
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MATLAB R2007a の場合、MATLAB が起動しなくなるバグがあります。このバグの詳細については、こちらのバグ レポートを参照してください。

http://www.mathworks.com/support/bugreports/details.html?rp=366601


上記のいずれのソリューションを試してもパフォーマンスの問題を解決できない場合、または特定機能のパフォーマンスに気になる点がある場合は、こちらの URL からテクニカル サポートにお問い合わせください。

http://www.mathworks.com/support/contact_us/ts

AR# 45322
日付 09/20/2013
ステータス アクティブ
種類 一般