説明
(UG086) (v3.6) 2010 年 9 月 21 日 リリースの「DDR2 PPC440 サポート機能」セクションには、使用できるデータ幅は 16、32、64、72 と記述されています。
MIG の GUI のメモリ選択ページでは PPC440 オプションがオンになっており、コントローラー ページのコンポーネントでメモリ タイプとして選択されています。
ところが、データ幅のプルダウン メニューには 72 ビットが表示されません。
ソリューション
MIG ツールの PPC440 オプションを選択すると、サポートされるメモリ インターフェイス データ幅が 16、32、64、72 ビット (ECC を使用) に制限されます。
PPC440 を選択すると、RDIMM には 72 ビット データ幅しか使用できませんが、UDIMM および SODIMM コンポーネントにはその他の ECC 以外のデータ幅が使用できます。
これは MIG の GUI の制限というよりも、PPC440 を選択した際の制限です。
このため、PPC440 を選択しない場合は 72 ビット オプションが使用できるようになります。
改訂履歴
2015/01/21 - 初版