ISE 14.1 でリリースされている MIG 7 Series v1.5 から、既存のクロッキング構造に MMCM が 1 つ追加されています。v1.5 より前のバージョンでは、次のものを配線する PLL クロック出力を作成するのに 1 つの PLL が使用されていました。
PHY では、これらのクロックがアライメントされている必要がありますが、特性評価により、電圧および温度の変動による BUFG 挿入遅延の変化が原因で BUFG クロックと周波数バックボーン クロックの位相が揃わなくなる可能性があることが確認されています。このため、PHY 制御ブロックが非同期になります。
注記 : すべての周波数でのすべてのメモリ規格に対して PLL および MMCM が必要であり、アドレス/制御バイト グループと同じバンクに配置されている必要があります。MIG v1.5 に移行して、PHY 制御ブロックの同期が維持されるようにしてください。
BUFG 挿入遅延を削除し、すべての MIG クロックを電圧および温度の変動に対して位相アライメントを維持するには、MMCM を使用して BUFG (phy_clk) のスキューを調整する必要があります。次の図に、7 Series MIG v1.5 で使用されるクロッキング構造を示します。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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33566 | Virtex-6、Spartan-6、7 シリーズ デバイス、UltraScale ベース デバイス用プログラマブル ロジック ベース外部メモリインターフェイス ソリューションのデザイン アドバイザリのマスター アンサー | N/A | N/A |