AutoESL で VHDL または Verilog シミュレーションを実行しようとすると、ModelSim で SystemC シミュレーションを実行するライセンスがないというエラー メッセージが表示されます。
エラー メッセージは次のとおりです。
# Model Technology ModelSim PE sccom 6.6d compiler 2010.11 Nov 2 2010
# ** Error: (sccom-95) Your installation directory does not contain the appropriate GNU C++ compiler. Download and install the tarball from the ftp site (gcc-4.2.1-mingw32vc9.zip).
#
# ** Error: c:/mentor/modeltech_pe_6.6d/win32pe/sccom failed.
# Executing ONERROR command at macro ./autosim.modelsim.scr line 78
@E [SIM-1] *** AutoSim finished: FAIL ***
"::AESL_AUTOSIM::auto_sim "$args" "
@I [LIC-101] Checked in features [ AUTOESL_FLOW AUTOESL_OPT AUTOESL_SC AUTOESL_XILINX ]
この問題は、C テストベンチが SystemC テストベンチに変換され、このテストベンチを ModelSim でコンパイルする必要があるために発生します。
この段階で g++ コンパイラが見つかりません。
SystemC 検証を実行するには、ModelSim に、エラー メッセージのとおり個別の GCC コンパイラ パッケージをインストールする必要があります。
ModelSim インストール ガイドにこの方法について記載した注記があり、Mentor Graphic 社のウェブサイトおよびアプリケーション ノートにも SystemC 検証に関する一部情報が記載されています。
ただし、固有ライセンスは必要です。
Mentor 社にお問い合わせの上、SystemC サポート用の仮のライセンスを取得してください。
アプリケーション ノートはこのアンサーに添付されています。
これらはすべて ModelSim のセットアップに関する問題で、AutoESL 固有の問題ではありません。
タイトル | サイズ | ファイルタイプ |
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ModelSim SE Installation and Licensing Guide | 242 KB | |
SystemCVerif ApNote_4.pdf | 405 KB |
AR# 47087 | |
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日付 | 03/13/2015 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
ツール |