AR# 47225

SelectIO デザイン アシスタント - 伝送ラインの終端方法

説明

このアンサーは、SelectIO ソリューション センター (Xilinx Answer 50924) のデザイン アシスタント (Xilinx Answer 50926) の一部です。

注記: このアンサーは伝送ラインの理論を包括的にまとめたものではありません。

終端を選択するとき、問題が発生したときに何をチェックすべきかを判断するときに、考慮すべき基本の一部を説明しています。

ここで提供されている情報は、カスタマーがインターフェイスを設計している場合に役立ちます。 

カスタマーのデザイン要件を満たしていることを確認するため、システムのシミュレーションおよび検証を実行することを推奨します。

ソリューション

終端は、伝送ラインで見られる望ましくない反射を低減または除外するための手段です。

反射により、複数の問題が発生する可能性があります。次に例を示します。

  • I/O 規格のしきい値を信号が誤って越えてしまい、遷移が不正だとみなされる可能性があります。
  • 入力仕様に違反するオーバーシュートが発生する可能性があります。
  • 追加反射から高いエネルギーが発生して、クロストークに繋がる可能性があります。

クロストークとは、ある伝送ラインの信号が、別の伝送ラインの信号に影響することをいい、一般的には、ライン間の容量結合、誘導結合、または導電結合が原因で発生します。

終端を考慮するときに重要な要素は、I/O 規格、駆動電流、スルー レート、ノイズ マージンです。

各ザイリンクス デバイス ファミリの SelectIO では、多くのタイプの I/O 規格がサポートされています。I/O 規格については、(Xilinx Answer 47368) を参照してください。

それぞれの I/O 規格に信号要件および終端に関する推奨事項があります。終端の推奨事項については、各ファミリの SelectIO ユーザー ガイドを参照してください。 

これらの推奨事項は I/O 規格の仕様に基づいています。

I/O 規格のタイプに応じた終端については、(Xilinx Answer 47497) を参照してください。


I/O 規格の中には、駆動電流およびスルー レートの属性があるものがあります。駆動電流は、有効なロジック レベルを維持しつつ、出力が駆動可能な電流負荷として定義されています。 

スルー レートは出力の変動レートです。駆動電流およびスルー レートを設定するのに、どの I/O 規格を選択すればよいのか判断するには、使用しているファミリの SelectIO ユーザー ガイドを参照してください。

ノイズ マージンについては SelectIO デザイン アシスタントの SSO セクションで説明されています。詳細は (Xilinx Answer 44394) を参照してください。

終端を決めるには、次の点を考慮する必要があります。

  1. ボード終端
  2. チップ終端 (DCI、ODT、DIFF_TERM)
  3. 終端するかしないか


判断はユーザーしかできません。もちろん伝送ラインの終端は強く推奨されています。

Virtex-II 以降の Virtex ファミリではDCI (デジタル制御インピーダンス) タイプのオンチップ終端がサポートされています。

Virtex-II/-II Pro の DCI エラーについては、(Xilinx Answer 11814) を参照してください。

ソフトウェアでオンチップ終端を設定する方法については、(Xilinx Answer 47449) を参照してください。

オンチップ終端に関する問題のデバッグについては、(Xilinx Answer 47504) を参照してください。

アンサー レコード リファレンス

マスター アンサー レコード

サブアンサー レコード

Answer Number アンサータイトル 問題の発生したバージョン 修正バージョン
47499 SelectIO デザイン アシスタント - ソフトウェアでのオンチップ終端の設定 N/A N/A
47368 SelectIO デザイン アシスタント: ザイリンクス I/O 規格 N/A N/A

関連アンサー レコード

AR# 47225
日付 06/02/2017
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス