PCIe Gen 3 フレームのコンフィギュレーション リードバックで間違ったデータがリードバックされます。
PCIe Gen 3 ブロックが含まれており、DRP ポートがインスタンシエートされていないデザインで、この問題は発生します。
プログラミング データに関わらず、これらのフレームは常にすべて 0 としてリードバックされます。これは、ICAP、SelectMap、JTAG などのすべてのコンフィギュレーション リードバック インターフェイスで発生します。
これは、スクラビングや iMPACT Verify などコンフィギュレーション リードバックを使用するアプリケーションに影響する可能性があります。
iMPACT で次のようなメッセージが表示されることがあります。
"'4': Verifying device...INFO:iMPACT:2495 - Readback Size is XXXXXXXXXX.
INFO:iMPACT:396 - Readback to map unsuccessful.
INFO:iMPACT:395 - The number of difference is X
'4': Verification terminated."
この問題を回避するには、PCI3 Gen 3 ブロックの一部として PCIe DRP インターフェイスをインスタンシエートする必要があります。
ラッパーで DRP ポートのインスタンシエーションをイネーブルにするには、CORE Generator オプションの 12 ページのチェック ボックスをオンにします。
DRP をインスタンシエートすると、DRP フレームのマスクがイネーブルになります。
iMPACT の検証で使用されるマスキングには PCIe DRP ビットが含まれていますので、検証はデバイスの残り部分でも正しく動作します。
リードバック CRC を使用する場合は、DRP メモリ空間は自動的にマスクされるので、この問題の影響はありません。
独自のリードバックをインプリメントしている場合は、これらのフレームをスキップするか、またはリードバックされたデータを無視するようにしてください。
AR# 47449 | |
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日付 | 04/30/2014 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス |