コントローラーでのデータ書き込みに PIO モードを使用している場合、ADMA2 モードを使用してデータを読み出すと、DMA プロセス中にコントローラーから自動 CMD12 (要求の停止) が送信されず、読み出し FIFO に無効なデータが書き込まれます。
PS v2.0 以降で修正されています。 量産シリコンへの影響はありません。
この問題を回避するには、書き込みに PIO モードを使用している場合は、ADMA2 モードではなく SDMA モードを使用するか、データの書き込みに PIO モードを使用しないでください。
影響: | 深刻な問題ではありません。「影響の詳細」を参照してください。 |
回避策: | 「回避策の詳細」を参照してください。 |
対象となる構成: | SDIO コントローラーを使用するシステム |
対象となるデバイス リビジョン: | PS v2.0 以降で修正されています。(Xilinx Answer 47916) - 「Zynq-7000 AP SoC デバイス - シリコン リビジョン間の相違点」を参照してください。 |
影響の詳細
SD ホスト コントローラーでの SD カードへのデータ書き込みに PIO モードを使用すると、ADMA2 モードでデータを読み出すときにホスト コントローラーから自動 CMD12 (要求の停止) が送信されず、SD カードからデータを読み出すことができません。そのため、SD ホスト コントローラーの内部 FIFO に無効なデータが書き込まれます。
回避策の詳細
この問題の回避策は 2 つあります。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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47916 | Zynq-7000 AP SoC デバイス - シリコン リビジョン間の相違点 | N/A | N/A |
AR# 47537 | |
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日付 | 05/23/2018 |
ステータス | アクティブ |
種類 | デザイン アドバイザリ |
デバイス |