このアンサーは、ISE Design Suite 14.2 でリリースされた SelectIO Wizard v4.1、および Vivado 2012.2 ツールでリリースされた SelectIO Wizard v4.2 のリリース ノートで、次の情報が記載されています。
一般情報
SelectIO Wizard v4.1/v4.2 では 7 シリーズ FPGA、Zynq、Virtex-6 および Spartan-6 デバイス ファミリがサポートされています。 このウィザードは SelectIO テクノロジをデザインに簡単に統合するためのものです。
v4.1 および v4.2 での新機能
このバージョンには新機能はありません。
v4.1 での修正点
SelectIO Wizard の v3.3 では、防衛グレードの Virtex-6Q 低電力デバイスはサポートされていません。詳細は、(Xilinx Answer 42529) を参照してください。
v4.2 での修正点
v4.2 には修正点はありません。
4.1 での既知の問題
SelectIO Wizard v4.1 のサンプル デザインには、双方向バスのタイミング シミュレーションでタイミング違反およびエラーが検出されています。サンプル デザインのテストベンチではループバック データの遅延が提供されていますが、この遅延は双方向バスには使用できません。SelectIO Wizard のテストベンチのタイミング シミュレーションでエラーが発生します。
4.2 での既知の問題
次のエラーは、サンプル デザインでインプリメンテーションを実行すると、データ検証用にサンプル デザインで使用されたのと同じ信号のクロック ドメインがクロスするために発生します。
selectio_wiz_v4_2:Slack (VIOLATED) : -0.495ns --Hold violation--Routing delay is 96.718%
Vivado 2012.3 では、8:1 を超えるシリアライズ係数の理由から SelectIO Wizard v4.2 のサンプル デザインにエラーが発生します。配置 (機能) が、ISERDES の場合は IBUF を、OSERDES の場合は OBUF を配置できません。この問題を回避するには、ISE でデザインをインプリメントします。