ISE 14.1/Vivado 2012.1 ツールでは、SGMII や ギガビット イーサネット プロトコルなどの低ライン レートの場合に 7 Series GT Wizard によって DFE (RXLPMEN=0) と自動適応モードが有効となります。
これらのプロトコルでは、8B/10B や非スクランブルのデータも有効になります。
UG476 v1.11 の 197 ページに記載されているように、同じパターンが繰り返されると、DFE 自動適応アルゴリズムが理想的なイコライゼーション設定からはずれていきます。
ギガビット イーサネットのようなプロトコルでは、実際のデータ パケット ロード間にアイドル シーケンス (パターンの繰り返し) が送信されます。
8B10B エンコード データには DFE が自動適応になり、理想的な設定からはずれてしまうスペクトル ピークもあります。
これにより、入力データがパターンの繰り返し (アイドル パターン) から実際のデータ (任意のパターン) に変化したときに、イコライザーが新しい任意のパターン データに自動適応するため、データ エラーが発生することがあります。
LPM モードの 8B/10B 適応の場合、スクランブルあり、またはスクランブルなしでリピートされるパターン (アイドル パターン) のどちらも適応中に使用できます。
この問題を回避するには、イコライゼーション設定を変更します。
ライン レートやチャネル損失によっては、RXLPMEN ポートを使用して DFE モード (デフォルト) から LPM モードを有効にします。
次を使用して、自動適応モードを停止または上書きモードに変更します。
詳細は、UG476 の表 4-10 を参照してください。
システムのチャネル損失に基づいて、理想的なイコライゼーション設定を検出することをお勧めします。
AR# 50267 | |
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日付 | 05/28/2015 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
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