ソリューション
次の表には、Zynq デバイス/パッケージの組み合わせとトランシーバーがリストされています。
1. XC7Z030 デバイス - FBG484、FBG676、FFG676 パッケージ
2. XC7Z045 デバイス - FBG676、FFG676、FFG900 パッケージ
パッケージ | FBG484 | FBG676 | FFG676 | FFG900 |
Zynq | GTX の数 | 最大ライン レート | GTX の数 | 最大ライン レート | GTX の数 | 最大ライン レート | GTX の数 | 最大ライン レート |
XC7Z030 | 4 | 6.6Gb/s | 4 | 6.6Gb/s | 4 | 12.5Gb/s | | |
XC7Z045 | | | 8 | 6.6Gb/s | 8 | 12.5Gb/s | 16 | 12.5Gb/s |
Zynq デバイスで GTX トランシーバーをサポートするには、CORE Generator から類似の Kintex-7 デバイスを起動して、コア ファイルを生成することができるように、次の手順にしたがってください。
Zynq XC7Z030 デバイスの場合 - 全パッケージ
1. CORE Generator で 4 つの GTX トランシーバーを持つ Kintex-7 デバイスを選択します (XC7K160T FBG484 など)。
2. GUI で 6.6Gb/s よりも高いライン レートが選択できたとしても、FBG パッケージ用コア ファイルが必要な場合は最大ライン レートを 6.6Gb/s に設定します。 (Kintex-7 デバイスの場合、最大ライン レートはパッケージ タイプによって変わらないので、すべてのパッケージに対し最高 12.5Gb/s までのライン レートを選択することができます。Zynq の場合は、FBG パッケージは 6.6Gb/s まで、FFG パッケージは 12.5Gb/s までに制限されています。)
3. UCF/XDC ファイルを開き、FPGA Editor からの入力に基づいて制約およびピン ロケーションを変更します。
Zynq XC7Z045 デバイスの場合 - FBG676 および FFG676 パッケージ
1. CORE Generator で 8 個の GTX トランシーバーを持つ Kintex-7 デバイスを選択します (XC7K325T FBG676 など)。
2. GUI で 6.6Gb/s よりも高いライン レートが選択できたとしても、FBG パッケージ用コア ファイルが必要な場合は最大ライン レートを 6.6Gb/s に設定します。 (Kintex-7 デバイスの場合、最大ライン レートはパッケージ タイプによって変わらないので、すべてのパッケージに対し最高 12.5Gb/s までのライン レートを選択することができます。Zynq の場合は、FBG パッケージは 6.6Gb/s まで、FFG パッケージは 12.5Gb/s までに制限されています。)
3. UCF/XDC ファイルを開き、FPGA Editor からの入力に基づいて制約およびピン ロケーションを変更します。
Zynq XC7Z045 デバイスの場合 - FFG900 パッケージ
1. CORE Generator で 16 個の GTX トランシーバーを持つ Kintex-7 デバイスを選択します (XC7K325T FFG900 など)。
2. UCF/XDC ファイルを開き、FPGA Editor からの入力に基づいて制約およびピン ロケーションを変更します。
注記 : サンプル デザインで生成されたインプリメンテーション スクリプトを使用する場合は、implement.sh、implement.bat、planahead_rdn.tcl、xst.scr ファイルで、上記で選択した Kintex-7 デバイスを正しい Zynq デバイスおよびパッケージに置き換えます。