このアンサーでは、サポートされるシミュレータおよびシミュレーション セットアップの基本について説明します。
このアンサーは、SelectIO ソリューション センター (Xilinx Answer 50924) のデザイン アシスタント (Xilinx Answer 50926)の一部です。
ザイリンクス IBIS モデルは、IBIS ANSI/EIA-656 規格に準拠するように設計されています。そのため、ザイリンクス IBIS モデルにはどの IBIS シミュレータでも使用できます。
IBIS シミュレーションをセットアップするのに必要とされる基本的な手順があります。
まず、ラインに対するドライバーをシミュレーションに追加し、適切なモデルを選択する必要があります。
ボードの外部終端をすべて考慮に入れ、シミュレーションでモデル化する必要があります。このケースでは、選択した強いドライバーをダンプするために直列抵抗が使用されています。
シミュレーションにおける次のコンポーネントは、伝送ラインです。これは、シンプルな伝送ラインとしてモデル化したり、ボードのトレースのビヘイビアーを模倣するようにセットアップしたりできます。
たとえば、マイクロストリップとしてトレースをセットアップし、ボードのトレースのパラメーターおよび間隔を編集することが可能です。
レシーバー側の終端も、ユーザーがモデル化できます。このケースでは、分割終端が使用されています。これは、個別抵抗および電圧ソースを使用してモデル化できます。
最後に必要なのは、レシーバーの選択です。
回路図ベースのシミュレーションをセットアップしたら、シミュレーションを実行できます。
このステージでは、信号は特定のデューティ サイクル、立ち上がりエッジ、または立ち下がりエッジの波形となり、実行してアイ ダイアグラムを表示できます。
これでシミュレーションでは、プロットの特定ポイントで値を測定できます。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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50644 | SelectIO デザイン アシスタント: IBIS モデルおよびシミュレーション | N/A | N/A |
AR# 50954 | |
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日付 | 06/02/2017 |
ステータス | アクティブ |
種類 | ソリューション センター |
デバイス |