説明
IP カタログに表示されないバージョンの IP コアは、次のようになっているはずです。
- [Generate] はグレー表示され、選択不可
- [Upgrade IP] が選択可
しかし、プロジェクトの IP に対して、その逆のことが発生しています。
IP カタログに含まれていないバージョンの IP コアに対しては、その IP コアに対して [Generate] コマンドが有効で、[Upgrade IP] コマンドは使用できません。
Project Navigator または CORE Generator 14.2 では、同じ IP に対してアップグレードするオプションがあります。
ソリューション
この状況は、IP がレガシ IP であり、Vivado インストールから完全に削除されている場合に発生します。
IP カタログには表示されないが、アップグレードが可能な IP もあります。
これは、IP がインストールされているが表示されていない場合に発生します (2012.2 Vivado IP カタログで最新の IP バージョンで新しい IP コアを生成することが必要)。
各リリースで IP コアを最新バージョンにアップグレードしていれば (または ISE 14.1 ですべての IP をアップグレードしていれば)、この問題は発生しません。
IP コアが 13.x で作成またはアップグレードされ、そのプロジェクトを 2012.2/14.2 に今移行させる場合は、次の IP のバージョンでこの問題が発生します。
13.2 :
13.3 :
- gig_eth_pcs_pma 11.1
- tri_mode_eth_mac 5.1
- Xaui 10.1
13.4 :
tri_mode_eth_mac 5.2
Xaui 10.2
12.x 以前のリリース バージョンで生成された IP コアで、PlanAhead ツール 14.2 または Vivado Design Suite 2012.2 より前にアップグレードされていないものでは、この問題が発生する可能性が高くなります。
この問題を回避するには、PlanAhead または Vivado プロジェクトにインポートする前に、CORE Generator 14.2 で IP コアを開いてください。
Vivado 2012.3 では、CORE Generator でアップグレードがサポートされるすべての IP バージョンに対して [Upgrade IP] コマンドを使用できます。