複数のゲーテッド クロックがデザインにあります。
グローバル クロック バッファーを使用しない場合、クロック スキューが格段に大きくなり、その結果ホールドに関連する問題が発生します。
しかし、リソースが限られているため、ゲーテッド クロックをすべて BUFG に配線する余裕はありません。
Synplify を使用すると、ゲート ロジックにフリップフロップ CE ピンが使用されるようにゲーテッド クロックの変換が実行されます。
これは XST で利用できますか。
Synplify では、[Fix Gated Clocks] オプションがイネーブル ロジックをクロック パスから抽出し、適用可能な場合ゲーテッド クロックを変換します。
このソフトウェアは、AND、NAND、OR、または NOR ゲートを介するクロック ネットを次の方法で分離させます。
次に、ゲーテッド クロックを除外する例を示します。
XST では、この機能は利用できません。
Synplify の syn_useenables 属性と同等の、use_clock_enable オプションがあります。
このオプションは主に、フリップフロップへのデータが追加のロジック (組み合わせロジックなど) を介して制御され、また、制御ロジックに専用のクロック イネーブル ピンを使用するかどうかを XST で指定するロジックに適用可能です。
Vivado 合成では、[gate_clock_conversionしようs] オプションが利用可能で、ゲーテッド クロックを変換できます。
AR# 51737 | |
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日付 | 11/18/2014 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
ツール |