AR# 52095

Zynq-7000 デバッグ - ZED ボードでの EMIO を介した TRACE ポートおよび MIO PMOD を介した PJTAG の設定 (2014.1)

説明

このアンサーでは、Zynq-7000 デバイス上の TRACE ポートを EMIO を介して ZED ボードの FMC コネクタに接続されているザイリンクス HW-FMC-105-DEBUG の Mictor に接続する方法を示します。

この方法では、PJTAG も ZED ボード上の MIO PMOD に配線されます。このようにすると、AVNET PMOD-7ZJTAG アダプターを使用して、PL のデバッグ (ザイリンクス ツールを使用) および PS のデバッグ (サードパーティ ツールを使用) を個別に実行できます。

ソリューション

デザインでは、次のようになります。

  • Zynq TAB では、PJTAG は MIO 10 .. 13 に配線されます。
  • FCLK_CLK0 が EMIO ポートの EMIOTRACECLK に供給され、FCLK_CLK0 が 2 で分周されたクロックが外部ポート TRACECLK_pin に供給されます。 これは、ARM で 2 つのクロック TRACECLKIN および TRACECLK (TRACECLK = TRACECLKIN/2) が個別に定義されているからです。TRACECLKIN は CoreSight コンポーネントへの入力クロック、TRACECLK は Lauterbach デバッガーに供給される出力クロックです。EMIO では、EMIOTRACECLK ポートは実際には TRACECLKIN です。PL でこのクロックの 2 分周バージョンを生成して、TRACECLK_pin に供給する必要があります。
  • TRACE ポートの UCF 制約が、ZED ボード レイアウトに一致している必要があります。

詳細手順

  1. ザイリンクス HW-FMC-105-DEBUG ボードを ZED ボードの FMC コネクタに接続します。
  2. TRACEr をザイリンクス HW-FMC-105-DEBUG ボードの Mictor コネクタに接続します。
  3. AVNET PMOD-7ZJTAG アダプターを ZED ボードの MIO PMOD コネクタに接続します。
  4. 20 ピン DEBUG ヘッダーを AVNET PMOD-7ZJTAG アダプターの 20 ピン コネクタに接続します。
  5. 独立 JTAG モードで SD カードからブートするようにブート モード ジャンパーを設定します。
  6. 次を含む BOOT.bin を作成します (SD カードにコピー)。
    • このアンサーに添付されている SDK プロジェクトから作成された FSBL
    • このアンサーに添付されている XPS プロジェクトから作成されたビットストリーム
    • SDK プロジェクトから作成された Hello World の例
  7. SD カードからブートし、DONE LED が点灯し、ターミナルに「Hello World」と表示されるのを待ちます ( 115200, 8, 1, N, N )。


Vivado プロジェクトを設定する手順
1.     ZED ボードをターゲットにしている空の Vivado プロジェクトを作成します。
2.      Vivado の Tcl コンソールで「cd {<ar52095_bd_tcl.tcl の完全ディレクトリ>}」と入力します。
3.      Tcl コンソールで「source ar52095_bd_tcl.tcl」と入力します。
4.      ブロック デザインを作成したら、その出力ファイルを生成します。
5.     ファイルを生成したら、ブロック デザインの最上位 HDL を作成し、[15:0]TRACE_DATA; wire [15:0]TRACE_DATA; のように、TRACE_DATA の幅を 16 に変更します。
6.     Vivado プロジェクトに、制約ファイル system.xdc を追加します。
7.       ビットストリームを生成します。
8.      ビットストリームを生成したら、インプリメントしたデザインを開きます。
9.     [File] メニューで、[Export] → [Export Hardware for SDK] をクリックして、すべてのオプションをチェックします。
10.    SDK を起動したら、fsbl および bsp を作成します。
11.    ps7_init.c in fsbl を開き、「EMIT_MASKWRITE(0XF8803004, 0xFFFFFFFFU ,0x80000000U),」の各行にコメントを入れます。
12.   ps7_init.c を保存し、fsbl をもう 1 度コンパイルします。
13.   hello world アプリケーションを作成します。
14.   fsbl の生成された ELF ファイルを使って BOOT.bin を生成し、ビットストリームを使用して hello world を実行します。
注記 : 手順 11 および 12 は通常必要ありません。これは、(ザイリンクス アンサー 61108) で説明されている問題のためです。

結果 :

  • プラットフォーム USB ケーブルを使用すると、PL を ChipScope などのザイリンクスツールでデバッグできます。
  • サードパーティの 20 ピン ヘッダーを使用すると、cortex-A9 CPU にアクセスする PS をデバッグできます。
  • TRACEr を使用すると、ソフトウェア アプリケーションをプロファイルできます。

ZED ボードおよび PMOD-7ZJTAG アダプターの詳細は、http://www.zedboard.org を参照してください。

添付ファイル

関連添付ファイル

タイトル サイズ ファイルタイプ
system.xdc 2 KB XDC
ar52095_bd_tcl.tcl 7 KB TCL

アンサー レコード リファレンス

マスター アンサー レコード

Answer Number アンサータイトル 問題の発生したバージョン 修正バージョン
50863 Zynq-7000 SoC - デバッグ N/A N/A
AR# 52095
日付 06/25/2014
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス
ツール