ソリューション
7 シリーズ デバイスでは、ODELAY コンポーネントの遅延にいくつかの部分があり、論理シミュレーションでモデル化されています。
遅延の最初の部分は挿入遅延で、ODELAY コンポーネントの固定遅延です。
この遅延は、タップ設定にかかわらず一定です。7 シリーズ デバイスでは、この位置での遅延は 600ps です。
遅延の 2 番目の部分はタップごとの遅延で、FIXED モードでのコンポーネントを介する総遅延をモデル化します。
この遅延は線形関数で、TAP 設定にタップごとの遅延を掛けたものです。
注記 : ISE ツールの 14.3 までのバージョンでは、ODELAY のタップごとの遅延コンポーネントが正しくモデル化されておらず、挿入遅延のみが示されます。
この問題は、14.4 リリースで修正されています。