AR# 52207

2012.2 Vivado IP フロー - IP コアのインスタンスを複数使用するとモジュール名の競合が発生する

説明

ザイリンクス IP を次の条件でインスタンシエートしているデザインでは名前に競合が発生する場合があります。

ザイリンクス IP は、複数のバージョンおよびインスタンスを 1 つのデザインで同時に使用できるよう開発されていますが、Vivado ツールの早期のバージョンでは、次のような名前の競合問題が発生することがあります。

ソリューション

1) Vivado 2012.1 (アーリー アクセス カスタマー向け) : IP コアのカスタマイズによっては、ダイナミック コンテントを含むサブモジュール名が使用されます。この問題は、Vivado アーリー アクセス (2012.1) の次のコアで確認され、Vivado 2012.2 Clocking Wizard で修正されています。
SelectIO Wizard
XACD Wizard

これらのコアで問題を回避するには (Vivado 2012.1 のみ)、CORE Generator ツールを使用して IP コアを生成し、それを Vivado プロジェクトに追加してください。これらのコアは、Vivado 2012.2 ツールで修正されています。

2) Vivado 2012.2 : IP にパラメーター指定可能な HDL ファイルがある場合、シミュレーション可能なソースは提供されていません。 IP にスタティック HDL ファイルが含まれ、ラッパー ファイルでジェネリックを使用してカスタマイズするものは、同じ IP のどのインスタンスでも HDL は変更されないため、パラメーター設定にかかわらず名前の競合は発生しません。問題は、合成後のシミュレーションでは、パラメーター設定が異なるためにコンテンツが異なるモジュールの名前の競合が IP ネットリストで発生することです。 合成前には同一であったモジュールが、ジェネリックおよび最適化がすべて適用された合成後も同じであるとは限りません。

シミュレーション ソースを含まない IP では、IP を最上位として合成し、write_verilog を使用してシミュレーション可能なネットリストを生成することをお勧めします。問題は、合成後はパラメーター設定が異なるために内容が異なるモジュールの名前の競合が IP ネットリストで発生することです。合成前には同一であったモジュールが、ジェネリックおよび最適化がすべて適用された合成後も同じであるとは限りません。

この問題は、Vivado 2012.3 ツールで修正されています。

AR# 52207
日付 05/20/2014
ステータス アーカイブ
種類 既知の問題
ツール