XPS プロジェクトがインスタンシエートされている PlanAhead プロジェクトがあります。
PlanAhead と XPS の両方でデバッグする信号を割り当てると、デバッグ信号がどちらも正しく解析されません。
ツールは ISE で XPS 信号を検索しますが、見つからない場合は、インプリメンテーションでエラーになります。
どうすればこのエラーを回避し、ChipScope を使用してデバッグするため、PlanAhead と ISE の両方の信号を割り当てることができますか。
PlanAhead および XPS で、ChipScope に信号を追加する方法は 2 つあります。
インサーター フローを使用して、PlanAhead と XPS それぞれでデバッグするために信号を割り当てようとしても、ツールではそれが認められません。
これは、PlanAhead と XPS では、共通のデバッグ コアが使用されているために、クラッシュするからです。
PlanAhead ツールは、chipscope.xml ファイルで指定されている XPS デバッグ信号を検索しますが、信号が見つからなければ、エラーを出力します。
ChipScope を使用して XPS および PlanAhead の信号を解析する方法
このエラーを修正し、同時にデバッグするため XPS および PlanAhead の両方の信号を正しく割り当てるには、ジェネレーター フローを使用します。
このフローでは、XPS と ISE ファイルで個別に ILA コアをインスタンシエートする必要があります。
その後、XPS の最上位モジュールで ILA コアをインスタンシエートし、XPS のデバッグ信号を、ILA の最上位モジュールのインスタンシエーションに接続します。
PlanAhead でも ILA コアをインスタンシエートして同じ作業を行ってください。
その後、PlanAhead で ICON コアをインスタンシエートします。
XPS および ISE の両方の ILA 信号の出力を、PlanAhead の ICON コアに接続します。
これで ChipScope を使用できます。ChipScope は XPS と ISE の両方のデバッグ コアを検出します。
次の図はこの方法を示したものです。
AR# 53020 | |
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日付 | 07/07/2014 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス | |
ツール |