AR# 53034

Vivado - 「[Common 17-14] Message '' appears 100 times and further instances of the messages will be disabled.」というエラー メッセージが表示される

説明

Vivado ツールでデザインをエラボレート、合成、インプリメントした後、次のような情報メッセージが表示されます。あるメッセージが 100 回以上表示されたため、今後そのメッセージは表示されません、とあります。

INFO [Common 17-14] Message Synth 8-113' appears 100 times and further instances of the messages will be disabled. Use the Tcl command set_msg_config to change the current settings.

このメッセージはどういう意味なのでしょうか。メッセージの制限を変更するにはどうしたらよいでしょうか。

ソリューション

Vivado では特定エラーまたは警告に対し、ツールで表示されるメッセージ数が制限されています。デフォルトではその数は 100 です。 

たとえば、デザインにある多数の信号に対し Synth 8-113 という警告が出力された場合、この警告は最初の 100 回のみ表示されます。


get_msg_config コマンド (例 : get_msg_config -limit -id "Synth 8-11") を使用して、この制限値を確認できます。

Vivado 2012.4 以前のバージョンの場合は、get_msg_limit コマンド (get_msg_limit -id "Synth 8-11") を使用します。


このメッセージ ID のメッセージ制限値を増やすには、set_msg_config TCL コマンド (例 : set_msg_config -id ''Synth 8-11'' -limit 500) を使用します。これで、制限値が 100 から 500 になります。

Vivado 2012.4 以前のバージョンの場合は、set_msg_limit TCL コマンド (例 : set_msg_limit -id "Synth 8-11" 500) を使用します。


通常、すべてのメッセージ ID に対しデフォルト制限値を確認したい場合は、Tcl コマンド get_param messaging.defaultLimit を使用します。


すべてのメッセージ ID に対しデフォルト制限値を増やすには、Tcl コマンド set_param messaging.defaultLimit 300 を使用します。これで、すべてのメッセージ ID に対し制限値が 100 から 300 に変更されます。

set_param messaging.defaultLimit 500 コマンドは、set_msg_limit Tcl コマンドを使用して値を変更したメッセージ ID の値を上書します。

set_param.png
set_param.png


これらの Tcl コマンドの詳細は 『Vivado Tcl ユーザー ガイド』 (UG835) を参照してください。

注記 : Vivado 2013.1 ではメッセージ数の制限が 50 から 100 に変更されました。

AR# 53034
日付 05/12/2014
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス
ツール