AR# 53064

Vivado/XPS - ネットリストとして追加された XPS プロジェクトが Vivado デザインに含まれるとツールで ELF を関連付けられない

説明

Vivado プロジェクトにエンベデッド ソースを追加するには、XMP フローを使用することが推奨されます。設計者によっては、サードパーティ合成ツール用にエンベデッド ソースをネットリストとして追加することもありますが、その場合、Vivado ツールを使って ELF ファイルをプロセッサに関連付けることができません。

この問題の回避策を教えてください。

ソリューション

推奨される XMP フローを使用できない場合は、次のフローに従います。

Vivado で system.bmm と ELF ファイルを XPS/SDK プロジェクトからソース ファイルとして追加し、次の Tcl コマンドを使用します。

1) まず、ELF ファイルをプロセッサに関連付けます。

例:

set_property MEMDATA.ADDR_MAP_CELLS {<PROCESOR_INSTANCE>} [get_files <ELF_NAME>elf]

プロセッサ インスタンスは、インプリメント済みのデザインを開いて MicroBlaze プロセッサを検索すると見つけることができます (CTRL+F)。


 

次のようにプロセッサ インスタンスが検索結果に表示されます。


 

2) 次に、階層構造の BRAM があるレベルを指定する必要があります。 

これは、次の Tcl コマンドを使用して実行できます。 

set_property SCOPED_TO_REF "<XPS_MODULE_NAME>" [get_files <BMM_NAME>.bmm]

これで Vivado ツールが XPS モジュールを検索するようになります。 この XPS モジュールの名前が Vivado に追加される際の名前となり、BMM ファイルの内容が階層構造のそのレベルに適用されます。


 

たとえば、上記のプロジェクトの場合、このコマンドは次のようになります。

set_property SCOPED_TO_REF "system" [get_files system.bmm]

バックアノテートされた BMM ファイルが必要な場合 (BRAM ロケーションの定義された BMM ファイル)、インプリメント済みデザインを開いて、次のコマンドを実行します。

write_bmm <BMM File Name>_bd.bmm

3) デザインをインプリメントしたら開いて、次のコマンドを実行します。

write_bitstream <location to place .bit file>

デバイス コンフィギュレーションのビットストリーム設定については、UG908 を参照してください。

AR# 53064
日付 09/12/2017
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール 詳細 概略