新しいコマンドやコンフィギュレーション用のコマンドを定義する Tcl プロシージャを自分で記述し、Vivado または PlanAhead ツールのすべてのセッションで使用可能にすることはできますか。
Vivado および PlanAhead ツールは、初期化中に Tcl スクリプトを自動的に読み込むことができます。
Vivado または PlanAhead ツールを起動すると、Tcl 初期化スクリプトが次の場所で検索されます。
両方の場所に init.tcl が存在する場合は、まずインストール ディレクトリのものが読み込まれ、その後ホーム ディレクトリのものが読み込まれます。
MYVIVADO 環境変数が設定されている場合は、インストール ディレクトリのスクリプトの代わりに %MYVIVADO%/scripts にある init.tcl ファイルが使用されます。
インストール ディレクトリの init.tcl ファイルを使用すると、企業やデザイン グループで全ユーザーに対して共通の初期化スクリプトをサポートできるようになります。ユーザーがそのソフトウェア インストールからツールを起動すると、企業の init.tcl スクリプトが読み込まれます。
ホーム ディレクトリの init.tcl ファイルを使用すると、各ユーザーが追加のコマンドを指定したり、特定のデザイン要件を満たすためにソフトウェア インストールからのコマンドを上書きしたりすることができます。
init.tcl ファイルは、Vivado または PlanAhead ツールによってサポートされる有効な Tcl コマンドを含むことができる標準の Tcl スクリプト ファイルです。init.tcl 内で source コマンドを使用して、別の Tcl スクリプトを読み込むこともできます。
AR# 53090 | |
---|---|
日付 | 05/24/2018 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
ツール |