どうすれば、Vivado ツールで IOB 内にレジスタを配置できますか。
ISE の MAP にはこれを管理する -pr オプションがありましたが、Vivado ツールではこのようなものが見つかりません。
ISE と Vivado ツールはどちらも FF が IOB (実際には ILOGIC または OLOGIC) サイト内に配置されるように IOB プロパティをサポートしています。
ISE では MAP アプリケーションも -pr (レジスタのパック) オプションをサポートしていましたが、IOB プロパティには優先しなかったため、IOB プロパティが割り当てられていない FF にしか影響しませんでした。 Vivado には -pr オプションに相当するオプションがありませんので、IOB レジスタの使用を制御するには IOB プロパティを使用する必要があります。
IOB 制約は、次のようにレジスタに使用できます。
set_property IOB true [get_cells <registers_name_pattern>]
2013.1 からは、ポートに IOB 制約が使用できます。
set_property IOB true [get_ports <ports_name_pattern>]
IOB レジスタを正常にパックするには、次の条件を満たす必要があります。