一部の ISE デザイン ツールに必要なデータ ファイルまたはパッチが保存されているディレクトリをポイントするように MYXILINX 変数を設定しました。しかし、PlanAhead ツールを実行すると、MYXILINX で定義されているパッチが検出されないか、または適用されません。
puts $env(MYXILINX) を実行すると、Tcl コンソールの変数設定は未定義であるかのように表示されます。
設定した MYXILINX 変数を PlanAhead ツールで認識されるようにするにはどうしたらよいでしょうか。
PlanAhead のローダー スクリプトは、環境は PlanAhead の起動ディレクトリに基づいていなければならないものとして環境を設定します。
PlanAhead を読み込むと、PlanAhead が実行されるローカル環境から MYXILINX 変数が削除されます。このため、ISE ツール (XST、NGDBUILD、MAP、PAR など) を PlanAhead ツールから実行すると、MYXILINX 変数でポイントされていたファイルが検出されなくなります。
この問題を回避するには、2 つの方法があります。
set env(MYXILINX) <path to patch directory>
puts $env(MYXILINX) (確認のため)
注記 : このソリューションは現在実行中の PlanAhead セッションのみに有効です。
XIL_PA_NO_XILINX_OVERRIDE 変数を設定すると、Xilinx および MYXILINX 変数は PlanAhead ローダー スクリプトでは変更できなくなります。ですから、PlanAhead ツールを実行する前に必ずこれらの変数が正しく設定されていることを確認してください。
また (ザイリンクス アンサー 2493) - 「ISE - MYXILINX 環境変数を使用してソフトウェア パッチをイネーブルにする方法」を参照してください。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
2493 | ISE - ソフトウェア パッチを使用するときの MYXILINX 環境変数の使用方法 | N/A | N/A |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
53821 | Vivado - MYVIVADO 環境変数を使用してパッチを適用する方法 | N/A | N/A |
2493 | ISE - ソフトウェア パッチを使用するときの MYXILINX 環境変数の使用方法 | N/A | N/A |
AR# 54206 | |
---|---|
日付 | 03/29/2013 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 既知の問題 |
デバイス | |
ツール |