このデザイン アドバイザリは、2013 年 2 月 14 日に次の情報を含めるため更新されています。
ISE Design Suite 13.3 以前の TRCE/Timing Analyzer ツールで Spartan3a/Spartan3an/Spartan3e/Virtex4/Virtex5/6 シリーズ/7 シリーズのデザインに含まれるクロックが揃っていないクロス クロック ドメイン パスに対して不正なホールド解析要件が含まれていました。 ISE Design Suite 13.4 以降のバージョンでこの問題が修正された影響でクロス クロック ドメイン パスに対するのホールド解析要件の制限が厳しくなりました。クロス クロック ドメイン パスのホールド要件は、起動クロックとキャプチャ クロック間の位相の差異を含めることです。要件が厳しくなったため、タイミング スコアが上がってしまいました。
次の手順に従い、ISE Design Suite 13.4 以降のバージョンのツールでデザインへの影響を確認する必要があります。
詳細:
2. タイミング解析結果を参照してタイミング スコアが上がっていないかを確認します。A. クロス クロック ドメイン パスのクロッキング構造を確認します。 クロック ドメイン間のデータ パスに制約をつけた場合は、手順 B に進みます。
B. クロック ドメイン間の位相関係を確認します。 クロック同士が倍数の関係にない場合は、手順 2 に進みます。
A. ISE Design Suite 13.4 以降のバージョンを使用してデザインにタイミング解析を実行します。例 : 'trce -e 4 design.ncd design.pcf' または 'timingan'
B. デザインのタイミング解析でエラーが検出されなかった場合は、これ以上の操作は必要はありません。タイミング解析でエラーが検出されない場合、既に利用されているデザインにはこの問題の影響はありません。進行中のデザインでは、最新バージョンの ISE Design Suite 14.x を使用してください。
C. タイミング解析でデザインにエラーが発生する場合、タイミング解析をパスできるようにデザインをアップデートし、新しいビットストリームを生成する必要があります。
A. ISE および PlanAhead ツールを使用している場合
B. コマンド ライン ユーザーの場合
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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40835 | ザイリンクス タイミング ソリューション センターのデザイン アドバイザリ | N/A | N/A |