このアンサーでは、LogiCORE IP Video Scaler コアのリリース ノートおよび既知の問題を示します。次の情報が記載されています。
このリリース ノートおよび既知の問題は、Vivado 2013.1 以降のツール バージョンで生成されたコアを対象としています。
以前のバージョンの既知の問題および ISE サポート情報は、『IP リリース ノート ガイド』 (XTP025) を参照してください。
https://japan.xilinx.com/support/documentation/ip_documentation/xtp025.pdf
LogiCORE IP Video Scaler コア IP ページ :
https://japan.xilinx.com/content/xilinx/ja/products/intellectual-property/ef-di-vid-scaler.html
Video Scaler コアはサポートされなくなっています。次の PDN (製品中止通知) を参照してください。
https://japan.xilinx.com/support/documentation/customer_notices/XCN16020.pdf
注記: このコアはサポートされなくなっており、Vivado 2016.3 の Vivado IP カタログから削除される予定です。
Video Processing Subsystem のスカラー コンフィギュレーションを使用するようにしてください。詳細は (Xilinx Answer 65449) を参照してください。
一般情報
サポートされるデバイスは、次の 3 つの場所から確認できます。
各バージョンにおける新機能と追加されたデバイス サポートのリストは、Vivado デザイン ツールに含まれるコアの変更ログ ファイルを参照してください。
表 1 に、コアの各バージョンに対して、それが最初に含まれた Vivado デザイン ツールのバージョンを示します。
表 1: バージョン対照表
コア バージョン | Vivado ツール 適用バージョン |
---|---|
v8.1 (Rev. 9) | 2016.2 |
v8.1 (Rev. 8) | 2016.1 |
v8.1 (Rev. 7) | 2015.4 |
v8.1 (Rev. 6) | 2015.3 |
v8.1 (Rev. 5) | 2015.1 |
v8.1 (Rev. 4) | 2014.4 |
v8.1 (Rev. 3) | 2014.1 |
v8.1 (Rev. 2) | 2013.4 |
v8.1 (Rev. 1) | 2013.3 |
v8.1 | 2013.2 |
v8.0 | 2013.1 |
表 2 に、LogiCORE IP Video Scaler コアを使用する際の一般的なガイダンスを含むアンサーを示します。
表 2: 一般的なガイダンス
アンサー | タイトル |
---|---|
(Xilinx Answer 60484) | インターレースされたコンテンツのスケーリング方法 |
(Xilinx Answer 35262) | スケール係数および COE ファイルを作成する方法 |
既知の問題および修正された問題
表 3 に、Vivado Design Suite 2013.1 でリリースされた LogiCORE IP Video Scaler コア v8.0 以降の既知の問題を示します。
注記: [問題の発生したバージョン] 列には、問題が最初に見つかったバージョンを示しています。問題はそれ以前のバージョンでも発生していた可能性がありますが、以前のバージョンではそれを検証するテストは実行されていません。
表 3 : IP
アンサー | タイトル | 適用バージョン バージョン | 適用バージョン バージョン |
---|---|---|---|
(Xilinx Answer 61433) | NT64 用にあらかじめコンパイルされた un_bitacc_cmodel.exe を実行すると、Video Scaler C モデルの結果が違う | v7.00.a | なし |
(Xilinx Answer 61066) | m_axis_tvalid 出力が常に Low になる | v7.01.a | なし |
(Xilinx Answer 58730) | 負の係数を含む COE ファイルを読み込むと Video Scaler からの出力にノイズが含まれる | v8.0 | なし |
(Xilinx Answer 57890) | 自動パラメーター伝搬を使用するとデータ型 4:4:4 がサポートされないというエラー メッセージが表示される | v8.0 | v8.1 (Rev. 2) |
(Xilinx Answer 57048) | Video Scaler からのビデオ出力で、毎秒複数のフレームにランダムなグリッチまたはフリッカーが発生する | v7.01.a | v8.1 (Rev. 1) |
(Xilinx Answer 56706) | Video Scaler をシミュレーションしようとすると、「Index X out of bound X downto X」というシミュレーション エラー メッセージが表示される | v8.0 | なし |
(Xilinx Answer 56274) | Vivado 2013.2 マルチメディア ビデオおよび画像処理 - Video IP に制約を設定する方法 | v8.0 | v8.1 (Rev. 1) |
(Xilinx Answer 52215) | コアのタイミングが満たされず、クリティカル警告が表示される | v7.01.a | v8.1 (Rev. 1) |
(Xilinx Answer 52289) | ステータス レジスタへの書き込みによりエラー ビットが一掃されない | v7.01.a | なし |
(Xilinx Answer 52285) | INTC_IF インターフェイスのレジスタおよびピンが資料に記載されているとおりに動作しない | v7.01.a | なし |
(Xilinx Answer 52392) | AXI4-Lite インターフェイスを選択すると Horizontal Shrink Factor (HSF) および Vertical Shrink Factor (VSF) レジスタがゼロになる | v7.01.a | v8.0 |
(Xilinx Answer 55897) | アパーチャに入力フレームの最後のピクセルが含まれるとスカラーの出力がラップする | v7.01.a | v8.1 |
(Xilinx Answer 56043) | ソフトウェア リセットが機能しない | v7.01.a | v8.1 |
(Xilinx Answer 56367) | Video Scaler テストベンチが最初のフレームの後タイムアウト エラーになることがある | v8.1 | v8.1 |
(Xilinx Answer 55980) | AXI4-Stream のクロック周波数と AXI4-Lite インターフェイスのクロック周波数が異なると、AXI4-Lite バスでの書き込みがエラーになる | v8.0 | v8.1 |
(Xilinx Answer 56484) | (Xilinx Answer 55980) のパッチをインストールした後、係数の書き込みでエラーが発生することがある | v7.01.a | v8.1 |
(Xilinx Answer 52664) | フレーム サイズが有効でも INTC_IF または割り込みレジスタで EOL エラーが発生する | v7.00.a | なし |
アンサー | タイトル | 適用バージョン バージョン | 適用バージョン バージョン |
---|---|---|---|
(Xilinx Answer 58870) | Vivado 2013.4 ツールで C モデルの係数とソフトウェア ドライバーの係数が異なる | v4.03.a | v5.00.a |
(Xilinx Answer 55984) | Video Scaler Software Driver v4.03.a のパッチ | パッチ | v4.03.a (パッチ) |
(Xilinx Answer 55987) | ISE Design Suite 14.5 または Vivado Design Suite 2013.1 を使用すると Video Scaler Software Driver v4.02.a を SDK でコンパイルできない | v4.02.a | v4.03.a |
(Xilinx Answer 56164) | 入力、出力、およびアパーチャーが 2048 以上で、Video Scaler ソフトウェア ドライバーを使用していると、Video Scaler が入力ビデオの受信を停止する | v4.02.a | v4.03.a |
改訂履歴
06/29/2017 | 注記: このコアはサポートされなくなっており、Vivado 2016.3 の Vivado IP カタログから削除される予定です。 Video Processing Subsystem のスカラー コンフィギュレーションを使用するようにしてください。詳細は (Xilinx Answer 65449) を参照してください。 |
09/15/2016 | v8.1 (Rev. 9) および製造中止通知を追加。 |
2015/04/06 | v8.1 (Rev.4)、v8.1 (Rev. 5), v8.1 (Rev. 6)、v8.1 (Rev. 7)、および v8.1 (Rev. 8) をバージョン対照表に追加. |
2014/09/15 | (Xilinx Answer 60484) を追加 |
2014/07/09 | (Xilinx Answer 61433) を追加 |
2014/06/09 | (Xilinx Answer 61066) を追加 |
2014/04/16 | バージョン対照表に v8.1 (Rev. 3) を追加。 |
2013/12/18 | バージョン対照表に v8.1 (Rev. 2) を追加。(Xilinx Answer 58730) および (Xilinx Answer 58870) を追加。既知の問題および修正された問題の表を 2013.4 用にアップデート。 |
2013/11/20 | (Xilinx Answer 56706) を追加 |
2013/10/23 | バージョン対照表に v8.1 (Rev. 1) を追加。(Xilinx Answer 57048) および (Xilinx Answer 57890) を追加。既知の問題および修正された問題の表を 2013.3 用にアップデート。 |
2013/06/19 | バージョン対照表に v8.1 を追加。(Xilinx Answer 56367)、(Xilinx Answer 56274)、(Xilinx Answer 55980)、および (Xilinx Answer 56484) を追加。 |
2013/05/28 | (Xilinx Answer 56164) を追加 |
2013/05/16 | (Xilinx Answer 56043) を追加 |
2013/05/13 | (Xilinx Answer 55984) および (Xilinx Answer 55987) を追加 |
2013/05/07 | (Xilinx Answer 55897) を追加 |
2013/04/03 | 初版 |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
56852 | ザイリンクス マルチメディア、ビデオ、および画像ソリューション センター - 主な問題 | N/A | N/A |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
31958 | LogiCORE IP Video Scaler - リリース ノートおよび既知の問題 | N/A | N/A |
54005 | LogiCORE IEEE 802.3 Multi-Channel 25G RSFEC コア - Questa でのシミュレーションの問題 | N/A | N/A |
61625 | Video IP サンプル デザイン トップ ページ | N/A | N/A |
AR# 54540 | |
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日付 | 07/10/2017 |
ステータス | アーカイブ |
種類 | リリース ノート |
ツール | |
IP |