このアンサーでは、Soft Error Mitigation コアのリリース ノートおよび既知の問題を示します。次の情報が記載されています。
このアンサーは、Vivado 2013.1 以降のバージョンで生成されたコアを対象としています。
過去の既知の問題および ISE のサポート情報は、『IP リリース ノート ガイド』 (XTP025) を参照してください。
Virtex-6 や Spartan-6 は ISE ツールでのみサポートされているため、このリリース ノートにはその情報は含まれていません。
UltraScale デバイスをターゲットとする SEM IP のリリース ノートについては、「UltraScale および UltraScale+ Soft Error Mitigation Controller - リリース ノート」 (Xilinx Answer 63609) を参照してください。
Soft Error Mitigation コア IP ページ:
https://japan.xilinx.com/content/xilinx/ja/products/intellectual-property/sem.html
一般情報
サポートされるデバイスは、次の 3 つの場所から確認できます。
各バージョンにおける新機能と追加されたデバイス サポートのリストは、Vivado デザイン ツールに含まれるコアの変更ログ ファイルを参照してください。
バージョン対照表
次の表に、コアの各バージョンに対して、それが最初に含まれた Vivado デザイン ツールのバージョンを示します。
コアのバージョン | Vivado のバージョン |
---|---|
v4.0.0 | 2013.1 |
v4.0.1 | 2013.2 |
v4.0.2 | 2013.3 |
v4.1.0 | 2014.1 |
v4.1.1 | 2014.2 |
v4.1.2 | 2014.3 |
v4.1.3 | 2014.4 |
v4.1.4 | 2015.1 |
v4.1.5 | 2015.3 |
v4.1.6 | 2016.2 |
v4.1.7 | 2016.3 |
v4.1.8 | 2017.1 |
v4.1.9 | 2017.2 |
v4.1.10 | 2017.3 |
v4.1.11 | 2018.1 |
v4.1.12 | 2019.1 |
サポートされるデバイス
7 シリーズ FPGA と Zynq-7000 SoC の Vivado 2016 でサポートされる全デバイスの場合、SEM IP プロダクション IP です。新しいデバイス (Spartan-7、Zynq-7000s、および Artix-12T、25T) については、Vivado IP カタログで IP プロダクション ステータスを確認できます。
一般的なガイダンス
次の表に、LogiCORE IP Soft Error Mitigation コアを使用する際の一般的なガイダンスを含むアンサーを示します。
アンサー | タイトル |
---|---|
(Xilinx Answer 42103) | Soft Error Mitigation Controller - よくある質問 (FAQ) |
(Xilinx Answer 54460) | Soft Error Mitigation Controller - Vivado ラボ ツールでの SEM 使用方法 |
(Xilinx Answer 47291) | Soft Error Mitigation Controller - VC707 および KC705 ボードのサンプル デザイン XDC ピン配置制約 |
(Xilinx Answer 51043) | Soft Error Mitigation (SEM) IP - Digilent プログラム ソリューションを使用してコンフィギュレーションすると SEM IP コアが初期化されない |
(Xilinx Answer 58045) | Soft Error Mitigation Controller – Pblock のサイズを最適に設定する方法 |
(Xilinx Answer 58046) | Soft Error Mitigation Controller - v4.0 rev2 リリースに伴う PG036 のアップデート |
(Xilinx Answer 57409) | Virtex-7 SSIT デバイスの ICAP アクセス制限 |
(Xilinx Answer 62337) | Soft Error Mitigation 7 シリーズおよび Zynq-7000 - ビットストリームの暗号化および認証のサポート |
(Xilinx Answer 62338) | Soft Error Mitigation - SEM IP にクロック供給するための BUFGCE の使用に関する推奨事項 |
(Xilinx Answer 65402) | Soft Error Mitigation (SEM) IP - コンフィギュレーション メモリへのエラー挿入を実行すると、高性能インターフェイスでビット エラーが発生することがある |
(Xilinx Answer 66975) | Zynq 7000 - ICAP および PCAP 間切り替えの推奨事項 |
(Xilinx Answer 67180) | SEM は 8 MHz より低速のクロック周波数をサポートするか |
(Xilinx Answer 61241) | エラー挿入を使用したテストのための Soft Error Mitigation IP ガイダンス |
(Xilinx Answer 65539) | SEM IP - Virtex-6、7 シリーズ、Zynq-7000 デバイスをターゲットにした LFA によるエラー挿入の有効なアドレス範囲 |
(Xilinx Answer 67337) | 7 シリーズ - SEM IP - EBD ファイルのエッセンシャル ビット データを使用してビット エラーの場所を検索するために SEM IP エラー レポートを利用する方法 |
既知の問題および修正された問題
次の表に、Vivado 2013.1 でリリースされた Soft Error Mitigation コア v4.0 以降の既知の問題を示します。
前のバージョンの既知の問題については、 (Xilinx Answer 44541) を参照してください。
注記: [問題の発生したバージョン] 列には、問題が最初に見つかったバージョンを示しています。
問題はそれ以前のバージョンでも発生していた可能性がありますが、以前のバージョンではそれを検証するテストは実行されていません。
アンサー | タイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
(Xilinx Answer 69841) | Soft Error Mitigation (SEM) IP - Spartan-7 デバイスでセットアップ タイム違反が見られる | 2017.1 | 2017.3 |
(Xilinx Answer 67939) | Soft Error Mitigation (SEM) IP - Vivado 2016.3 での makedata.tcl ファイルの位置 | 2016.3 | 修正なし |
(Xilinx Answer 67055) | Vivado 2016.1 - 7 シリーズ / Zynq-7000 - Soft Error Mitigation IP の生成に関する問題 | 2016.1 | 2016.2 |
(Xilinx Answer 47338) | Soft Error Mitigation Controller - pblock 制約を使用すると Vivado で配置エラーが発生する | v3.2 | v4.0 rev2 |
(Xilinx Answer 56151) | iMPACT、7 シリーズ - SSIT デバイスをコンフィギュレーションする場合は SLR のスタートアップ間の遅延を避けるため StartupClk を JtagClk に設定する必要がある | v3.4 | v4.0 rev2 |
(Xilinx Answer 55299) | Soft Error Mitigation (SEM) v4.0 - Artix-7 および Zynq-7000 デバイスで 100MHz ICAP クロックを使用するとセットアップ違反が発生する | v4.0 rev0 | 修正なし |
(Xilinx Answer 55673) | write_bitstream - 7 シリーズ GT を使用したデザインのリードバック CRC および SEM IP に影響するビットストリーム マスクの問題 | v 4.0 rev0 | Vivado 2013.2 Non SSI Vivado 2013.3 SSI のみ |
(Xilinx Answer 55370) | Soft Error Mitigation - Vivado 2013.1 (またはそれ以前のバージョン) の SEM IP コアを Virtex-7 SSI デバイスで初期化できないことがある | v 4.0 rev0 | v4.0 rev1 |
(Xilinx Answer 58044) | Soft Error Mitigation Controller - [Error Correction Method] を [Enhanced Repair] に設定すると XC7Z015 で配置エラーが発生する | 2013.3 | 2013.4 |
(Xilinx Answer 58043) | Soft Error Mitigation Controller - エラー挿入の shim を chipscope に設定した SEM v4.0 rev 2 IP を使用すると、セットアップ タイム違反になる | v4.0 rev2 | v4.1.0 |
(Xilinx Answer 59793) | Vivado 2013.4 - SEM IP v4.0 - makedata.tcl ファイルが作成されない | 2013.4 | 2014.1 |
(Xilinx Answer 60055) | IP Soft Error Mitigation - VIO コアに対するタイミング警告 | 2014.1 | なし |
(Xilinx Answer 60056) | IP Soft Error Mitigation の makedata.tcl ファイルがシミュレーション ソースとして Vivado ツールにリストされる | 2014.1 | 2014.2 |
(Xilinx Answer 60058) | IP Soft Error Mitigation v4.1 製品サポート パーツ | 2014.1 | 2014.2 |
(Xilinx Answer 60059) | IP Soft Error Mitigation サンプル デザインが xc7z010 の物理 I/O カウントを超える | v4.1.0 | 修正なし |
(Xilinx Answer 62087) | 7 シリーズの Soft Error Mitigation IP の status_heartbeat の仕様 | 2013.1 | 2014.4 |
(Xilinx Answer 65308) | SEMIP - 7 シリーズおよび Zynq-7000 の拡張修復の初期化時間が一部のデバイスに対して PG036 で間違って記載されているが、Vivado 2015.3 での正しい値にアップデートされる予定 | 2013.1 | 2015.3 |
(Xilinx Answer 71314) | コンフィギュレーション リードバックによって引き起こされる MMCM および PLL での時間間隔エラーの修正ガイダンスおよび緩和策 | なし | なし |
改訂履歴
2013/04/03 | 初版 |
2013/06/03 | 新しい問題を追加 |
2013/06/20 | 2013.2 用にアップデート |
2013/10/28 | 2013.3 用にアップデート |
2014/04/07 | 2014.1 用にアップデート |
2014/10/03 | 2014.3 用にアップデート |
2015/10/08 |
2015.3 用にアップデート |
2017/3/24 | 2017.1 用にアップデート |
2017/9/21 | 2017.3 用にアップデート |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
54733 | Soft Error Mitigation Controller - ISE 14.5 以降のツール バージョンのリリース ノートおよび既知の問題 | N/A | N/A |