説明
ISE では、タイミング クロージャを達成するために、SmartXplorer を使用して異なるストラテジを試し、異なるコスト テーブルを使用してデザインをインプリメントしていました。
Vivado に同様の機能はありますか。
ソリューション
Vivado 配置は、タイミング、密集度、およびワイヤ長で決定されるため、コスト テーブルに対応するものはありません。
コスト テーブルはこれらのアルゴリズムに適しません。
Vivado には、特定の問題 (タイミング、エリア、消費電力、密集度) に焦点を置くさまざまなストラテジがあります。
ストラテジおよび呼び出される指示子によりことなるアルゴリズムが使用されるので、その意味で多様性はありますが、コスト テーブルのようにランダムではありません。
Vivado に SmartXplorer に直接替わるものはありませんが、複数のデザイン run を作成してストラテジを変更することにより、同様の結果は得られます。
- [Project Settings] をクリックします。
- オプションを変更し、ストラテジを保存します。
- [Design Runs] ビューで [Create Runs] をクリックします。
- [Synthesis]、[Implementation]、または [Both] をオンにし、ストラテジと制約を選択します。