Vivado チェックポイントを出力し、別のコンピューターからこのチェックポイントを開くと、次のような警告メッセージが表示されます。
WARNING: [Common 17-254] File '<file_path>'' does not exists, if you create more constraints you may not be able to save design. [[file]:3]
Vivado 合成の後、しかし配置の前に Vivado チェックポイントを出力すると、チェックポイントにより XDC ファイルが出力されます。この XDC ファイルには、メモリ内の制約のロケーションと制約自体の情報が記述されています。
この XDC ファイルには、各制約の前に次のような行があります。
set_property SRC_FILE_INFO {cfile:<absolute_location> rfile:<absolute_location> id:1} [current_design]
この行は、制約の元の場所を確認しやすくするために含まれています。
しかし、別のコンピューターからチェックポイントを開くと、これらの絶対パスが使えなくなり、上記の警告メッセージが表示されます。
このチェックポイントから元の制約ファイルへ制約を保存することはできないので、この警告メッセージは誤解を招きます。
2014.3 リリースでは、このパス ロケーションをチェックせず、この警告メッセージが表示されなくなっています。
AR# 54877 | |
---|---|
日付 | 10/06/2014 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
ツール |