これは予測される動作です。Far-end PMA Loopback モードが開始または終了されると、クロック ドメインの切り替えによってグリッチが発生し、GTX に対して内部のクロック分周器 (TXPLL_DIVSEL_OUT) がロックされることがあります。これが発生すると、 TXOUTCLK_CTRL が TXPLLREFCLK_DIV1 または TXPLLREFCLK_DIV2 と同じでない場合に TXOUTCLK が停止します。このクロックが停止した場合、クロックを復元するには GTXTEST[1] または GTXTXRESET をトグルする必要があります。
このため、正しい Far-end PMA Loopback は次のようにする必要があります。
- Far-end PMA Loopback モードに切り替える場合、予測される正しい操作よりも前に GTXTEST[1] または GTXTXRESET を切り替える必要があります。
- Far-end PMA Loopback モードを終了する場合も、予測される正しい操作よりも前に GTXTEST[1] または GTXTXRESET を切り替える必要があります。
GTXTEST[1] のトグル図は、『Virtex-6 FPGA GTX Transceivers User Guide』 (UG366) の図 3-19 を参照してください。
GTXTXRESET のトグル図は、『Virtex-6 FPGA GTX Transceivers User Guide』 (UG366) の図 3-11 を参照してください。
AR# 54928 | |
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日付 | 04/12/2013 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス |