Vivado 2013.1 ツールでは、Verilog でインスタンシエートした XADC Wizard IP を以前のバージョンからアップグレードすると、各ポートに対して次のようなエラー メッセージが表示されます。
"[Synth 8-448] named port connection 'DADDR_IN' does not exist for instance 'XADC_WIZ' of module 'xadc_wiz_v2_4_0' ["/design.srcs/sources_1/new/top.v":40]"
ザイリンクス IP 間で一貫性を持たせるため、コアの Verilog バージョンの信号名がすべて小文字に変更されました。つまり、IP インスタンシエーションの信号名は小文字ということになります。
上記のエラー メッセージ例の DADDR_IN 信号は、v3.0 では daddr_in となっています。
アップグレードした後、デザインのインスタンシエーションで信号名を小文字に変更する必要があります。