AR# 56492

2013.2 Vivado IP フロー - シミュレーションを実行すると「ERROR: [VRFC 10-2063] Module not found while processing module instance []」というエラー メッセージが表示される

説明

2013.2 Vivado 統合設計環境で、IP コアを含むデザインの論理シミュレーションを実行しようとしています。

Vivado 統合設計環境からシミュレーションを実行すると、次のようなエラー メッセージが表示されます。

ERROR: [VRFC 10-2063] Module <core_name> not found while processing module instance <inst_name> [<file location>]

Vivado 統合設計環境から Vivado シミュレータまたは ModelSim/Questa シミュレータを使用すると、シミュレーションでエラーが発生します。

このエラーの原因は何ですか。

ソリューション

エラー メッセージに示されているように、シミュレータで IP コアのシミュレーションに必要なファイルが見つけられません。

このエラーは、Vivado 2013.2 ツールで IP 生成プロセス時に [Generate Synthesized Design Checkpoint] オプションをオンにしていると発生します。このオプションをオンにすると、標準の生成ファイルに加えて生成された IP コアのデザイン チェックポイント (DCP) ファイルが生成されます。この DCP ファイルは IP コアの合成前の状態であり、合成およびインプリメンテーションで IP コアの RTL ファイルの代わりに使用されます。シミュレーションでは、シミュレータに IP コアの正しいファイルが渡されないために問題が発生します。

これがエラーの原因であることを確認するには、[Sources] ビューの [Hierarchy] タブに、IP コアの横にオレンジ色の四角が表示されているかをチェックします。


解決策

  • このアンサーの最後に、この問題を修正するパッチが添付されています。適切な OS のパッチを、ZIP ファイルに含まれる readme ファイルの手順に従って適用してください。

Linux : ar56492_Vivado_2013_2_Lin_preliminary_rev1.zip

Windows : ar56492_Vivado_2013_2_Win_preliminary_rev1.zip

  • パッチをインストールせずにこのエラーを回避するには、次の手順に従います。
    1. モジュールを右クリックし、[Unset Out-Of-Context Module] をクリックします。
    2. 結果を削除するかを尋ねるダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
    3. オレンジ色で示される OOC (Out-Of-Context) としてマークされているすべての IP コアに対して、同じ操作を実行します。複数の IP を同時に選択できます。
    4. シミュレーションを再実行し、シミュレーションが実行されるかを確認します。
  • このエラーを回避するには、IP コアを生成する際に [Generate Synthesized Design Checkpoint] オプションをオフにしてください。


/このオプションは、デザインの論理検証を終了し、インプリメンテーション段階に進むまでオンにしないでください。

添付ファイル

関連添付ファイル

タイトル サイズ ファイルタイプ
ar56492_Vivado_2013_2_Lin_preliminary_rev1.zip 25 MB ZIP
ar56492_Vivado_2013_2_Win_preliminary_rev1.zip 19 MB ZIP
AR# 56492
日付 09/05/2013
ステータス アーカイブ
種類 既知の問題
デバイス
ツール