AR# 56877

Vivado タイミング - ラッチ解析パラメーター "Time given to startpoint” および “Time borrowed from endpoint" について

説明

ラッチが含まれているデザインで Vivado ツールのタイミング解析を実行すると、タイミング レポートに次のパラメーターが含まれています。これら 2 つのパラメーターの概要とその値について教えてください。

ソリューション

Time borrowed from endpoint:

ラッチ デバイスがエンドポイントにあるパスでは、借用時間は 1 つ前の同期デバイスで使用されるラッチのクロック サイクル時間を指します。つまり、ラッチが 1 クロック パルス中アクティブなとき、ラッチのイネーブル後に 1 つ前の同期デバイスとラッチ間のパスでキャプチャされるデータが変動する場合、ラッチから借用する時間が生成されます。

たとえば、次の 2 段ラッチ デザインでは、Latch1 と Latch2 間の組み合わせロジック ブロックの遅延が Latch2 と Latch3 間の遅延よりも大きくなる場合があります。 この差異をなくすよう、最初の段で 2 番目のクロック サイクルの時間を借用することが可能です。このイベントでは、2 番目のクロック サイクルの時間が Latch2 と Latch3 間の組み合わせロジック ブロックを処理できる時間を残しながら短くなります。



Time given to startpoint:
上の画像でこのパラメーターの意味が示されています。同期エレメントからラッチまでのパス遅延になります。

AR# 56877
日付 06/09/2016
ステータス アクティブ
種類 一般
デバイス
ツール