AR# 57847

10-Gigabit Ethernet PCS/PMA (10GBASE-R/10GBASE-KR) - エラスティック バッファーでアンダーフローを避けることができなくなり、レイテンシが増加する可能性がある

説明

10-Gigabit Ethernet PCS/PMA コアの v3.0 またはそれ以前のバージョンを使用している場合、ある条件のもと、RX のエラスティック バッファーがアンダーフローする可能性があります。フレーム間の間隔 (IFG) が小さなジャンボ フレームのパターンが繰り返されると、エラスティック バッファーでアンダーフローが発生し、フレームが破損してしまうことがあります。この状態が発生するかどうかは主にクロックの PPM の差およびジャンボ フレームのサイズによって変わります。バッファーは 1/4 フルと empty の間にアイドルを挿入しますが、これによりクロック乗せ替え信号がアイドルを挿入したりアンダーフローを避けるのに十分なマージンがなくなってしまうことがあります。

200ppm で、高速クロックが供給されているレシーバーとしてザイリンクスデバイスが使用されている場合、間に最小限の IFG のみ (12 または 16 バイト) があるデータ合計が約 20K バイト以上のイーサネット フレームが 1 つ以上あると、エラスティック バッファーがアイドルを挿入できなくなり、また empty を実行できなくなって、/E/ ブロックの後にローカル フォルトが続いて、現在のフレームが破損してしまう可能性があります。この可能性は、IFG の間隔が広く、またその数が多いと激減します。

ソリューション

v4.0 (Vivado Design Suite 2013.3 で利用可能) および v2.6Rev. 3 (ISE Design Suite 14.7 で利用可能) では、バッファーが 1/2 フル未満の場合にバッファーのマージンを増やすためにアイドルを挿入するよう、アップデートされています。

このアップデートにより、コアの公称レイテンシも増加します。v4.0 のコアでは、1/2 フルのバッファーの標準レイテンシは約 1831 ビット タイム (1831/66 = 27.75 ワード) となっています。バッファーがオーバーフローする前は、最大レイテンシは 2723 ビット タイムでした。この最大レイテンシはバッファー オーバーフロー直前のレイテンシとして RX パス上で計測されています。標準操作の場合、バッファーは IFG 中にクロック コレクションを実行することができ、オーバーフローすることはありません。

アンサー レコード リファレンス

マスター アンサー レコード

AR# 57847
日付 11/04/2013
ステータス アクティブ
種類 一般
IP