AR# 58053

Zynq-7000 SoC ZC706 評価キット - SW2 を押さないと JTAG チェーンが認識されない

説明

ZC706 Rev 1.2 ボードの中には少数 (アセンブリ番号が 0431800-01 ~ 0431800-03 のもので、ボードの裏側にあるステッカーから識別可能) ですが、Zynq ブート ROM の実行中に間違った SRST_B 信号が U30 (Digilent JTAG SMT2 モジュール) によって生成されることがあります。

『Zynq-7000 SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (UG585) によると、SRST_B イベントの発生時にブート ROM が実行されている場合は Zynq デバイスがセキュア ロックダウンになるとのことです。

セキュア ロックダウンになると、Zynq デバイスとの JTAG 通信が無効になり、

JTAG チェーンが認識されなくなります。

この問題の解決方法を教えてください。

ソリューション

暫定的な解決方法:

JTAG チェーンが認識されない場合は、ボードの初期電源投入後に SW2 (ZC706 のパワーオン リセット ボタン) を押すと、この問題を暫定的に解決できます。

リワークによる解決方法:

ボードをリワークして、POR_B 信号に関連するキャパシタンスを変更できます。 

キャパシタンスを変更することにより、POR_B 遅延を約 10ms 長くできます。 

この追加の遅延により、POR_B が JTAG-SMT2 で生成される間違った SRST_B 信号を超えて延長されるため、セキュア ロックダウンになる状況が発生しなくなります。

この解決方法では、キャパシタ C6 を 5600pF キャパシタと交換する必要があります。

C6 は ZC706 Rev 1.2 PCB の裏面にあります。


 

例は次のとおりです (類似した仕様のキャパシタであれば使用可)。

MFR: Kemet
P/N: C0402C562K4RACTU
Description: セラミック キャパシタ、5600 pF、16V、10%、X7R、0402 パッケージ

この問題は ZC706 Rev 2.0 で解決しています。C6 キャパシタの値は 5600pF に増加しています。

アンサー レコード リファレンス

マスター アンサー レコード

Answer Number アンサータイトル 問題の発生したバージョン 修正バージョン
51899 Zynq-7000 SoC ZC706 評価キット - リリース ノートおよび既知の問題 - マスター アンサー N/A N/A
AR# 58053
日付 05/17/2018
ステータス アクティブ
種類 一般
Boards & Kits