AR# 59282

Vivado 合成 - デザインに DCP または OOC モジュールがインスタンシエートされていると、リソース使用率レポートの結果が合成とインプリメンテーションで大きく異なる

説明

デザインに DCP または OOC モジュールがインスタンシエートされている場合、[Utilization Report] に表示される結果が合成とインプリメンテーションで大きく異なります。次はその一例です。

合成とインプリメンテーションの各利用率レポートで表示されている BRAM の使用率が異なります。

合成の使用率レポート

2. Memory

---------

+----------------+------+-------+-----------+-------+

|    SiteType   | Used | Loced | Available | Util% |

+----------------+------+-------+-----------+-------+

| Block RAM Tile|    0 |     0|       545 |  0.00 |

|   RAMB36/FIFO*|    0 |     0|       545 |  0.00 |

|  RAMB18       |    0|     0 |      1090 |  0.00 |

+----------------+------+-------+-----------+-------+

 

インプリメンテーションの使用率レポート

 +-------------------+------+-------+-----------+-------+

|     SiteType     | Used | Loced | Available | Util% |

+-------------------+------+-------+-----------+-------+

| Block RAMTile    |  128 |     0|       545 | 23.48 |

|  RAMB36/FIFO*    |  128 |     0|       545 | 23.48 |

|    RAMB36E1 only |  128 |      |          |       |

|  RAMB18         |    0 |     0|      1090 |  0.00 |

+-------------------+------+-------+-----------+-------+


このように差がある理由を教えてください。

 

ソリューション

合成の完了後に自動生成される、合成の使用率レポートにはインスタンシエートされた DCP または OOC モジュールは含まれないためにこのような差が生じます。

上記の例では、Vivado で合成済みのデザインを開いて report_utilizationin を実行すると、TCL コンソールには 128 と正しい値 (インプリメンテーションの使用率レポートと同じ結果) が示されています。

次のスクリーン キャプチャを参照してください。




合成済みデザインをロードすると、DCP または OOC モジュールのネットリストもロジックすることになるため値が異なってきます。

注記: インスタンシエートされた NGC および EDIF ではこれは起こりません。 合成完了直後、合成後のステージでは NGC および EDIF を自動的に読み出してから使用率レポートが生成されます。

結果として、合成の使用率レポートには NGC と EDIF からのリソース使用率が含まれることになります。

 

AR# 59282
日付 10/20/2016
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール