XAPP1198 で使用されるアイ スキャン モジュールを既存の GT Wizard デザインに統合するには、アイ スキャン モジュールをコードにインスタンシエートする必要があります。
デフォルトのサンプル デザインの場合、これは、<design_name>_exedes.v ファイルへのインスタンシエーションの貼り付けを意味します。
このインスタンシエーションは、instantiation.v ファイルに示されています。
これは、デザインの DRP クロック、リセット、および DRP ポートに接続される必要があります。
名前は GT Wizard のデフォルト名 (例 : gt0_drpen) に設定されますが、変更された場合は調整が必要になることがあります。
KC705 ボード用の GT Wizard サンプル デザインが、参考のために添付されています。
インスタンシエーションが終了したら、xapp1198 からソース ファイルをダウンロードして適切な場所に配置するか、または Tcl ファイルの行 9、27、および 31 で '1198 ソース ディレクトリへのパスを調整して、デザインが使用されるようにする必要があります。
スクリプトを変更せずにデザインを実行するには、プロジェクト ファイルの上にあるディレクトリに xapp1198 のメイン ディレクトリが必要になります。
これには、scan_time および source が含まれます。
プロジェクトを実行するためには、プロジェクト ディレクトリがアクティブ ディレクトリである必要があります。
run_here ディレクトリからプロジェクト ディレクトリにファイルをコピーしてください。
ここで重要なファイルは、AddEyeScan.tcl およびAddEyeScanBatch.tcl です。
これらのファイルの相違は次のとおりです。
Addeyescan.tcl
プロジェクトの名前に一致するように、AddEyeScan.tcl ファイルの行 5 でプロジェクト名を変更してください。
Line 5> open_project custom_eyescanTest
Vivado GUI を使用せず、バッチ モードでのみ操作する場合は、新しいプロジェクトを構築する必要があります。
この場合は、行 5 を次のように変更します。
Line5> create_project custom_eyescanTest . -part xc7k325tffg900-2 -forceデザインのデバイスに一致するように、この行でデバイスを変更してください。
また、バッチ モードで作業する場合は、デザインで使用するすべてのファイルに対して add_files コマンドを使用するか、または適切なディレクトリにこれらのファイルをすべて追加する必要があります。
サンプル デザインに対してこれを実行する方法は、行 12 ~ 16 に示されています。
AddEyeScanBatch.tcl
AddEyeScanBatch.tcl ファイルでは、上記の 2 つの変更が既に行われていますが、デバイス番号の変更が必要な場合があります。
これで、.tcl ファイルを実行できます。.tcl ファイルを実行すると、Eye Scan がデザインにインストールされ、そのデザインがインプリメントされ、コードが GT にロードされます。
上記が終了した後でアイ スキャンを実行するには、Tcl コマンド ラインに run_eyescan と入力します。
XAPP に示されているとおり、プログラムは Vivado Tcl コンソールから実行されます。
ディレクトリを変更し、サンプル デザインのルート ディレクトリ (プロジェクト ファイルの <design_name>.xpr があるディレクトリ) になるようにしてください。
ここでのサンプルは 8 レーン デザイン用です。レーンの数の変更については、XAPP1198 に手順が含まれています。
タイトル | サイズ | ファイルタイプ |
---|---|---|
gtwizard_0_example.zip | 1015 KB | ZIP |
GTXEyeScan.zip | 221 KB | ZIP |
AR# 60024 | |
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日付 | 04/23/2014 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス |