AR# 60694

Zynq-7000 SoC、I2C - 384 kHz を超える高速モードで tBUF STA タイミング要件が満たされない

説明

I2C コントローラーが高速モードで 384 kHz を超える周波数で動作すると、tBUF STA タイミング パラメーターが満たされません。

tBUF STA タイミング パラメーターは、I2C クロック周期の 1/2 です。

ソリューション

I2C バス仕様では、tBUF (STOP および START 条件間のバス フリー時間) の最小要件は 1.3 us です。

IC コントローラーが 384 kHz を超える周波数動作すると、高速モードのときにこの仕様に違反します。

I2C の高速モードでの最大 SCL クロック周波数は、400 kHz と指定されています。

この違反が発生するため、tBUF と正比例する SCL の最大周波数が 384 kHz に制限されます。

この周波数では、tBUF は指定された最小値である 1.3 us です。

この問題は、I2C を高速モードで使用するデバイスでのみ発生します。
注記: SCL の周波数および tBUF は、PS 内の I2C コントローラーの内部バス周波数と分周値によって異なります。
詳細なプログラミング ガイドラインは、『Zynq-7000 SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (UG585) を参照してください。
 
影響:  

深刻な問題ではありません。

400 kHz で動作している I2C コントローラーの tBUF 時間は 1.25 us です。

最新の I2C デバイスでは通常、tBUF 時間 1.25 us が認識されます。
 
回避策:   

この問題の回避策は 3 つあります。
  • I2C を高速モードで 384 kHz 未満で実行します。

  • SCL の周波数を 400 kHz にする必要がある場合は、デザインの tBUF を 1.3 us ではなく 1.25 us と想定します。

  • シングル マスター システムでは、ドライバーをアップデートして STOP 条件の 1.3 us 後までトランザクションが開始しないようにします。

 

対象となる構成:


I2C を高速モードで使用するすべての Zynq デバイス

 

影響するデバイス リビジョン: 

すべて。修正の予定はありません。 


(Xilinx Answer 47916) - 「Zynq-7000 AP SoC デバイス - シリコン リビジョン間の相違点」を参照してください。

  
解決策:                                        

これはサードパーティのエラッタです。修正の予定はありません。

アンサー レコード リファレンス

マスター アンサー レコード

Answer Number アンサータイトル 問題の発生したバージョン 修正バージョン
47916 Zynq-7000 SoC デバイス - シリコン リビジョン間の相違点 N/A N/A
AR# 60694
日付 05/28/2018
ステータス アクティブ
種類 デザイン アドバイザリ
デバイス