AR# 65688

Zynq-7000 PS DDR のデザイン アドバイザリ - LPDDR2 DRAM では温度軽減が [High] では十分でないことがある

説明

Zynq-7000 コンフィギュレーションの GUI の [DDR Configuration] タブで [Operating Temperature] に [High] が選択されていると、LPDDR2 DRAM から要求された場合に、更新およびその他のタイミング パラメーターが軽減されません。

ソリューション

LPDDR2 の動作温度に [High] を選択すると、更新レートが 2 倍に変更されるだけです (DDR3/3L/2 DRAM では正しい処理)。  

ただし、LPDDR2 には、DRAM がメモリ コントローラーからさらに軽減を要求できるという、より洗練されたメカニズムがあります。 

PS DDR コントローラーはこのステータスの場合、DRAM MR4 コンフィギュレーション レジスタをクエリーしないので、更新およびその他のパラメーターがさらに軽減されることはありません。

この問題を回避するには、ps7_init.c/tcl ファイルで次の 3 つのレジスタを使用して自動クエリーと軽減ロジックを手動でイネーブルにします。


  • ddrc.lpddr_ctrl0.reg_ddrc_derate_enable(0xF80062A8[2]) を 1 に設定
    このレジスタは、DRAM から要求された場合に、MR4 コンフィギュレーション レジスタの読み出しとタイミング パラメータの軽減をイネーブルにします。

  • ddrc.lpddr_ctrl1.reg_ddrc_mr4_read_interval(0xF80062AC[15:0]) を 0x29F0 に設定
    このレジスタは、MR4 レジスタにどれくらいの頻度でアクセスするかを制御します。 このデフォルト設定は必要に応じて変更できます。

  • ddrc.Two_rank_cfg.reg_ddrc_t_rfc_nom_x32(0xF8006004[11:0]) を High 設定に選択した値の 2 倍の値に設定
    DRAM は更新軽減のためにクエリーされるので、通常の更新時間が使用できます。

この問題は DDR3/3L/2 DRAM には影響しません。

この問題は、現時点では Vivado 2016.1 で修正される予定になっています。 

EDK XPS への修正は予定されていません。

改訂履歴

2015/11/02 - 初版

AR# 65688
日付 10/30/2015
ステータス アクティブ
種類 デザイン アドバイザリ
デバイス
ツール 詳細 概略