AR# 65950

UltraScale DDR4/DDR3 - Synplify PRO - Synplify Pro ブラック ボックス テスト デザインがキャリブレーションでエラーになることがある

説明

問題が発生したバージョン: DDR4 v1.0、DDR3 v1.0

修正バージョン: DDR4 の場合は(Xilinx Answer 69035) 、DDR3 の場合は (Xilinx Answer 69036) を参照してください。

Vivado 合成およびインプリメンテーション フローではキャリブレーションが問題なく実行される UltraScale MIG サンプル デザインですが、製品ガイド (PG150) に記載されている Synplify PRO ブラック ボックス テスト フローでは、ハードウェア マネージャーでエラーが発生することがあります。

次のようなメッセージが表示されることがあります。

WARNING: [Xicom 50-46] One or more detected MIG version registers have empty values: MIG properties will not be built.
Parameter Map Version: 2, Error Map Version: 0, Calibration Map Version: 0, Warning Map Version: 0
Invalid calibration version register value detected from MIG core: 000.

ソリューション

このエラーは、キャリブレーションに必要な .bmm および .elf ファイルが関連付けられていないことが原因で発生します。

PG150 の第 6 章には、「Synplify Pro ブラック ボックス テスト」というセクションがあります。 

ただし、このフロー内で .elf および .bmm ファイルを関連付けるための必要なステップが抜けています。


現在記述されているステップ 9 とステップ 10 の間に、次のステップを挿入して実行してください。

10) 合成済みデザインを開きます。

11) 次のような Tcl コマンドを使用して、.elf および .bmm ファイルを関連付けます。

  1. set_property SCOPED_TO_REF core_name_ddr4_mem_intfc [get_files *.elf]
  2. set_property SCOPED_TO_CELLS u_ddr_cal_riu/mcs0/microblaze_I [get_files *.elf]
  3. set_property SCOPED_TO_REF core_name_ddr4_mem_intfc [get_files *.bmm]
  4. set_property SCOPED_TO_CELLS u_ddr_cal_riu/mcs0 [get_files *.bmm]


12) 次のコマンドを使用します。

refresh_design

次の INFO メッセージが表示されます。

Generating merged BMM file for the design top 'ddr4_0_stub'...

INFO: [Memdata 28-144] Successfully populated the BRAM INIT strings from the following elf files: <ELF Path>/calibration_ddr.elf

refresh_design: Time (s): cpu = 00:01:13 ; elapsed = 00:00:57 . Memory (MB): peak = 8296.516 ; gain = 61.012 ; free physical = 684 ; free virtual = 103414

13) Vivado ツールでインプリメンテーション フローを実行します。

注記 : 同じメモリ IP の複数のインスタンスが同じデザインで使用される場合、SCOPED_TO_CELLS 制約に一連のインスタンスを含め、SCOPED_TO_REF 制約ではなく絶対階層を使用してセルをポイントするようにします。

次に例を示します。

add_files /<location of *.elf file>/calibration_ddr.elf
add_files /<location of *.bmm file>/microblaze_mcs_ddr.bmm
set_property SCOPED_TO_CELLS {<inst0>/u_ddr_cal_riu/mcs0/microblaze_I <inst1>/u_ddr_cal_riu/mcs0/microblaze_I <inst2>/u_ddr_cal_riu/mcs0/microblaze_I <inst3>/u_ddr_cal_riu/mcs0/microblaze_I} [get_files calibration_ddr.elf]
set_property SCOPED_TO_CELLS {<inst0>/u_ddr_cal_riu/mcs0 <inst1>/u_ddr_cal_riu/mcs0 <inst2>/u_ddr_cal_riu/mcs0 <inst3>/u_ddr_cal_riu/mcs0} [get_files microblaze_mcs_ddr.bmm]

改訂履歴

2016/06/29同じメモリ IP の複数のインスタンスを含めるように内容をアップデート。
2015/11/16初版

アンサー レコード リファレンス

マスター アンサー レコード

Answer Number アンサータイトル 問題の発生したバージョン 修正バージョン
69036 UltraScale/UltraScale+ DDR3 - リリース ノートおよび既知の問題 N/A N/A
69035 UltraScale/UltraScale+ DDR4 - リリース ノートおよび既知の問題 N/A N/A
AR# 65950
日付 01/17/2018
ステータス アクティブ
種類 既知の問題
デバイス
ツール 詳細 概略
IP