問題の発生したバージョン: DDR4 v2.0、DDR3 v1.2
修正バージョン: DDR4 の場合は (Xilinx Answer 69035)、DDR3 の場合は(Xilinx Answer 69036) を参照
現れたデータが同じアドレスで今後読み出されるものである場合、DDR4/DDR3 ユーザー インターフェイスの問題が確認されます。これは、データ エラーの誘引となります。データ エラーの後、app_rdy は Low のままで、読み出しバッファーは長い間フルの状態になることがあります。
このようなロック条件が発生することは極めてまれですが、この問題は DDR4/3 トラフィック パターンのタイプに関係なく発生し、ハードウェアとソフトウェアの両方で確認されています。Strict Ordering モードのコントローラーを使用すると、エラーは検出されません。
添付されているパッチのインクルードを推奨します。
問題の詳細:
メモリ コントローラーが最初の読み出しデータを読み出しバッファーへライトバックし終わる前に、ユーザー インターフェイスは 2 度目に同じ読み出しデータ バッファー アドレス (dBufAdr) をメモリ コントローラーに送信します。これが、回復不能なロック条件の原因となります。
スタック動作が発生すると、次の例に示すような動作になります。
この問題を解決するために、アンサーの最後に Vivado 2016.1 と 2016.2 向けのパッチおよびパッチのインストール手順が添付されています。
前のバージョンのパッチが必要な場合は、サービス リクエストを作成してください。
タイトル | サイズ | ファイルタイプ |
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AR67544_Vivado_2016_1_preliminary_rev1.zip | 1 MB | ZIP |
AR67544_Vivado_2016_2_preliminary_rev1.zip | 1 MB | ZIP |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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69036 | UltraScale/UltraScale+ DDR3 - リリース ノートおよび既知の問題 | N/A | N/A |
69035 | UltraScale/UltraScale+ DDR4 - リリース ノートおよび既知の問題 | N/A | N/A |