シリコン リビジョン バージョンが 1.0 より新しい Zynq UltraScale+ デバイスでは、TMS を 5 TCK サイクルの間 High にアサートする必要があります。
この要件は、リンク後に PS TAP、PL TAP、および DAP ステート マシンが同期されることを保証するために追加されています。
Update-DR ステートになった後、さらに 5 サイクルの間 TMS 信号を High にアサートする必要があります。
実装する必要があるシーケンスは、次のとおりです。
XSDB 2016.2 では、rst -srst コマンドの後で 5 TCK サイクルが保証されません。
そのため、rst -srst の後は約 5% の確率で、PL TAP が JTAG チェーンに表示されません (jtag_chain_status = 0x2)。
XSDB 2016.2 では、rst -srst を実行するたびに次のシーケンスを実行すると、この問題を回避できます。
rst -srst
exec sleep.exe 1
set value [mrd -force 0xFFCA0034]
if { $value == 2} {
mwr -force 0xFFCA0030 0x1
}
この要件が XSDB ユーザーに対して透過的になるように、今後のリリースで XSDB がアップデートされる予定です。
AR# 67740 | |
---|---|
日付 | 08/31/2016 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス | |
ツール |