AR# 68275

2016.4 Vivado IP フロー - 合成されたデザインを Vivado 2016.3 に移行した後でインプリメンテーションを起動すると、ブロック デザインの一部の IP の OOC run がリセットされる

説明

Vivado 2016.3 より前のバージョンで作成されたプロジェクトがあります。

このプロジェクトにはブロック デザイン (BD) が含まれており、プロジェクトの BD の出力ファイルはすべて、IP ごとの OOC (アウト オブ コンテキスト) で生成されます。合成は問題なく完了しました。

ただし、Vivado 2016.3 でプロジェクトを開いてインプリメンテーションを起動すると、IP がロックされていてアップグレードされていないにもかかわらず、BD の一部の OOC サブ run がリセットされます。 

DCP がないため、最終的にインプリメンテーションできません。

ソリューション

最上位 IP コアがロックされているにもかかわらず、特定の状況で階層 IP の サブ IP の run が再実行されることが発覚しました。


この問題は、インプリメンテーション run と OOC run との間の依存性が Vivado Run Scheduler (VRS) によってチェックされるために発生します。

前のバージョンの Vivado では run の合成が完了しても、Vivado 2016.3 で合成をスキップしてインプリメンテーションを実行すると、不要なアウト オブ コンテキスト (OOC) 合成 run が Vivado によってスケジュールされます。

そして、ロックされた IP の場合、IP がロックされていることが原因で OOC 合成エラーになります。 


この問題が発生した場合は、IP コアを生成して IP の現バージョンで最上位合成を実行するか、完全に合成された DCP を Vivado 2016.3 でインプリメンテーション用に使用する必要があります。

この問題は、Vivado 2017.1 で修正される予定です。

AR# 68275
日付 12/19/2016
ステータス アクティブ
種類 既知の問題
ツール