このアンサーでは、IP のカスタマイズと生成、IP パッケージャー、IP カタログ、IP コアの Vivado 設計環境への統合など、Vivado Design Suite 2017.x における IP コア フローに関する既知の問題を示します。
Vivado 2017.4 における IP フローの既知の問題
(Xilinx Answer 60195) | IP パッケージャーでパッケージされた IP を変更し、その変更を後で破棄しても、HDL ファイルに加えた変更内容が完全には破棄されない |
(Xilinx Answer 66285) | 「Cannot stop MicroBlaze. Stalled on instruction fetch」という XSDB メッセージが表示される |
(Xilinx Answer 66982) | IP のカスタマイズ GUI にプロジェクトで使用されているボード コンポーネントへの接続が示される |
(Xilinx Answer 67850) | IP インテグレーター ブロック デザインを検証すると「ERROR: [Designutils 20-414] HRTInvokeSpec : No Verilog or VHDL sources specified」というエラー メッセージが表示される |
(Xilinx Answer 68010) | ブロック コンフィギュレーションの変更直後にブロック デザイン (BD) に対するアウト オブ コンテキスト (OOC) run が最新ではなくなる |
(Xilinx Answer 68293) | write_hwdef および write_sysdef によってソフトウェア ドライバーがユーザー IP ブロックのサブコアから書き出されない |
(Xilinx Answer 70329) | ポートを削除した後にユーザー IP をパッケージすると、予期しないエラーが発生する |
(Xilinx Answer 70405) | export_simulation でコンパイル スクリプトのみがアップデートされ、ip および ipstatic ディレクトリのソース ファイルがアップデートされない |
(Xilinx Answer 70646) | 条件文でインスタンシエートされるサブコア IP がパッケージ済みユーザー IP によって提供されない |
(Xilinx Answer 70722) | カスタム IP に含まれる未使用のコアの制約が処理され、該当する IP がないためにクリティカル警告が生成される |
(Xilinx Answer 70865) | ZYNQ ブロック デザインのサマリ レポートがインターネット ブラウザーで開かない |
Vivado 2017.4 で修正された IP フローの既知の問題
(Xilinx Answer 70026) | ライセンス機能が複数ある IP コアがキャッシュされない |
(Xilinx Answer 70165) | イーサネット サブシステム IP を合成すると「[Designutils 20-176] Cannot open XDC file ''*_board.xdc」というエラー メッセージが表示される |
(Xilinx Answer 70182) | 「Synthesis target needs to be generated before calling compile_c.」というエラー メッセージが表示される |
Vivado 2017.3 で修正された IP フローの既知の問題
(Xilinx Answer 70076) | インプリメンテーションで BD の IP インスタンスについて「[BD 41-1661] One or more IPs have been locked in the desig」という警告メッセージが表示される |
(Xilinx Answer 70078) | ファイルをファイル グループに手動で追加すると、IP パッケージャーで IP に余分なファイルが追加される |
(Xilinx Answer 70080) | プロジェクトのターゲット デバイスを変更すると [Upgrade Selected] がエラーになる |
(Xilinx Answer 70081) | IP インスタンスの日付が古いことを示す黄色いバナーが Vivado 2017.2 で表示されない |
(Xilinx Answer 70082) | ターゲット言語を変更して BD を合成すると、合成で「ERROR : module '<bd_mod>' not found」というエラー メッセージが表示される |
(Xilinx Answer 70719) | IP パッケージャー ウィンドウの下にカスタマイズ GUI のプレビューが表示されない |
Vivado 2017.2 で修正された IP フローの既知の問題
(Xilinx Answer 69443) | AXI PCIE3 IP コアで OOC 合成を実行すると、Kintex UltraScale デザインで突然プログラムが終了してしまう |
(Xilinx Answer 70079) | BD を含む Vivado プロジェクトを Vivado 2017.1 へ移行すると、モジュール参照ファイルが古くなってしまう |
Vivado 2017.1 で修正された IP フローの既知の問題
(Xilinx Answer 67895) | MicroBlaze ブロックを含むブロック デザイン (BD) をパッケージするときに「CRITICAL WARNING: [IP_Flow 19-4791] Block design with Microblaze subdesign IP 'my_design_microblaze_0_0' should be packaged with the XCI option」というクリティカル警告メッセージが表示される |
(Xilinx Answer 68275) | 合成されたデザインを Vivado 2016.3 に移行した後でインプリメンテーションを起動すると、ブロック デザインの一部の IP の OOC run がリセットされる |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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70165 | 2017.3 Vivado IP フロー - イーサネット サブシステム IP を合成すると「[Designutils 20-176] Cannot open XDC file "*_board.xdc」というエラー メッセージが表示される | N/A | N/A |