AR# 70026

2017.3 Vivado IP フロー - ライセンス機能が複数ある IP コアがキャッシュされない

説明

デザインを合成すると、すべての IP コアがキャッシュされるのですが、例外的に 1 つ、2 つ (10G イーサネット IP コアなど) キャッシュされないものがあります。

これらの IP がキャッシュされないのはなぜですか。

ソリューション

IP コアに必要なライセンスが Vivado で検出されないと、IP はキャッシュされません。

Vivado 2017.3 では、実際に IP の特定機能が使用されるかどうかにかかわらず、IP の必須機能のライセンスがない場合は、IP はキャッシュされません。

たとえば、baser を使用するけれども basekr は使用しない 10G Ethernet IP コアがある場合、この IP を生成し、それを使用するデザインをインプリメントするには、baser 機能のライセンスのみが必要です (basekr は不要です)。 

ただし、Vivado で baserと baskr の両機能のフル ライセンスが検出されない限り、IP はキャッシュされません。

Vivado 2017.3 では、次の IP がこの影響を受けます。


  • ethernet_1_10_25g:1.0
  • tsn_endpoint_ethernet_mac:1.0
  • axi_10g_ethernet:3.1
  • axi_ethernet:7.1
  • ieee802d3_25g_rs_fec:1.0
  • tri_mode_ethernet_mac:9.0
  • ip:cmac:2.3
  • ieee802d3_rs_fec:1.0
  • cmac_usplus:2.4
  • l_ethernet:2.3
  • xxv_ethernet:2.3
  • g709_fec:2.3


複数のライセンス機能を使用する可能性のある IP をリストするには、Tcl コンソールで次の Tcl コマンドを実行します。

foreach i [get_ipdefs] {if {[llength [get_property LICENSE_KEYS $i]] >= 2} then {puts "[llength [get_property LICENSE_KEYS $i]] --- $i"}}

デザイン リンキング (シミュレーション) またはハードウェア評価ライセンスを持っているだけでは、IP をキャッシュできません。

この問題は、Vivado 2017.4 で修正されています。

AR# 70026
日付 12/18/2017
ステータス アクティブ
種類 一般
ツール