SD-FEC IP がコード パラメーターで自動的にコンフィギュレーションされるよう、Windows OS を使用して Parameter_Interface パラメーターを [Initialized] または [Initialized retain I/F] に設定すると、この IP で間違った動作が見られます。
これは、IP によって生成されたメモリ初期化ファイル (MIF) でのエラーが原因です。この MIF ファイルは、コード パラメーターをコンフィギュレーションするのに使用されます。
MIF ファイルで定義されている ECC ビットが間違っているため、コード パラメーターがおかしくなっています。
IP の動作は使用状況によって変わるのですが、それはこのエラーの性質に起因しています。
これは、Vivado 2018.1 および 2018.2 で SDFEC IP を Windows OS で生成したときに見られる既知の問題です。
Linux OS を使用するとこの問題を回避できます。
または、Parameter_Interface に対し [Run-time Configured] 設定を使用し、プロセッサまたは、IP で生成されたコマンド トランザクション ログを使用したプログラマブル ロジック ベースのコントローラーを使用して、コード パラメーターを初期化します。
詳細は、(PG256) の「LDPC Runtime Configuration」のセクションを参照してください。
Windows OS を使用している場合:
Soft-Decision FEC (SDFEC) Integrated Block の既知の問題については、(Xilinx Answer 70720) を参照してください。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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71341 | Soft-Decision FEC (SDFEC) Integrated Block v1.1 - Vivado 2018.1 での Soft-Decision FEC (SDFEC) Integrated Block v1.1 のパッチ アップデート | N/A | N/A |
71347 | Soft-Decision FEC (SDFEC) Integrated Block v1.1 (Rev 1) - Vivado 2018.2 での Soft-Decision FEC (SDFEC) Integrated Block v1.1 のパッチ アップデート | N/A | N/A |
AR# 71362 | |
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日付 | 07/30/2018 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
IP |