ZCU102 ボードをベースにした DisplayPort 1.4 RX Subsystem v2.1 IP RX のサンプル デザインを使用しています。
xdprxss_rxonly.c で提供されている LoadEDID 関数を使用して、DisplayID 拡張のある 4K ベースの EDID を置き換えました。
ところが、DisplayPort RX コアはインテルの GPU ではトレインできません。
この DisplayID 拡張の EDID には、全部で 384 バイトあります (1 ブロック 128 バイトが 3 つある EDID)。
この EDID を変更した DisplayPort 1.4 RX Subsystem v2.1 IP RX のサンプル デザインは、NVIDIA のグラフィックス ソース (GeForce GTX 760M) だとうまく機能します。
ところが、インテルの HD グラフィックス ソースを使用すると (テストしたソース: インテル UHD Graphics 620、インテル HD Graphics 530)、同じサンプル デザインなのにハングします。
これは AUX ログで確認されています。
何が問題ですか。
インテルおよび NVIDIA のグラフィックス ソースには、256 バイトを超える EDID 用に AUX チャネルでそれぞれ異なるコマンド シーケンスが提供されています。
この問題が起きていると思われる場合は、次のアンサーを参照して、Vivado 2019.1 のパッチを適用してください。
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
---|---|---|---|
70294 | DisplayPort 1.4 RX Subsystem - Vivado 2018.1 以降のバージョンのリリース ノートおよび既知の問題 | N/A | N/A |
72714 | 2019.1 DisplayPort 1.4 RX Subsystem v2.1 - DisplayPort 1.4 RX Subsystem v2.1 のパッチ アップデート | N/A | N/A |
AR# 73192 | |
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日付 | 07/13/2020 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 既知の問題 |
ツール | |
IP |