MIPI D-PHY v1.2 の仕様には、TSKEWCAL の最小値は 210 UI (1024 UI) だと記載されています。
定期的なデスキュー パターンの長さ (TxSkewCalHS パルス長) を 1024 UI または 128 txbyteclockhs に設定できますか。
MIPI D-PHY TX IP では、最小値である 1024 UI または 128 txbyteclockhs の定期的なデスキュー パターンを送信できます。
トランスミッターにより送信される周期的なデスキュー パターンの長さは受信側の要件を満たす必要があります。
たとえば、MIPI D-PHY TX IP から MIPI D-PHY RX IP へのループバック テストを実行する必要がある場合は、定期的なデスキュー パターンは MIPI D-PHY RX IP の最小要件を満たすように設定する必要があります。
MIPI D-PHY RX のデスキュー アルゴリズムでは、定期的なデスキュー パターンが最小限 8192 UI または 1024 rxbyteclockhs あれば正しくキャリブレーションを実行できます。
定期的なデスキュー パターンの最小値要件 (8192 UI) を満たすことができない場合は、受信した HS のロング パケットに CRC エラーが発生する可能性があります。
注記:
定期的なデスキュー パターンの長さ [UI] | 定期的なキャリブレーションを実行中に、正確に削除可能な物理的なスキューの最大値 |
2^13 | 800 ps |
2^14 | 1376 ps |
2^15 | 1376 ps |
Answer Number | アンサータイトル | 問題の発生したバージョン | 修正バージョン |
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54550 | LogiCORE IP MIPI D-PHY - Vivado 2015.3 およびそれ以降のバージョンのリリース ノートおよび既知の問題 | N/A | N/A |