ポート イネーブル ピンはどのように機能しますか。
XPLA3 JTAG ピンを多目的 I/O として使用し、必要に応じて I/O 数を増やすことができます。ポート イネーブル ピンは、CoolRunner XPLA3 ファミリに固有です。
このピンにより、JTAG IS ピンがプログラム後に通常の I/O として使用される場合でも、これらのピンを簡単に再確立できます。XPLA3 ファミリに対して JTAG ピンを使用するには、次のいずれかを実行します。
JTAG 専用
ソフトウェア:
JTAG ピンは、デフォルトで専用ピン (つまり予約済み) となります。これを検証するには、[Reserve ISP pins] オプションがオンになっていることを確認します。ISE ソフトウェアでこのオプションを見つけるには、[Implement Design] を右クリックし、[Process] → [Properties] → [Advanced] タブ → [Reserve ISP pins] をクリックします。
このタブが表示されない場合は、[Edit] → [Preferences] → [Processes] タブをクリックして [Advanced] を選択することにより、アドバンス オプションをオンにします。
ハードウェア:
ポート イネーブル ピンを Low に接続します。
I/O のみ (JTAG はディスエーブル)
ソフトウェア:
[Reserve ISP Pins] オプションをオフにします。ISE ソフトウェアでこのオプションを見つけるには、[Implement Design] を右クリックし、[Process] → [Properties] → [Advanced] タブ → [Reserve ISP pins] をクリックします。
このタブが表示されない場合は、[Edit] → [Preferences] → [Processes] タブをクリックして [Advanced] を選択することにより、アドバンス オプションをオンにします。その他の I/O ピンの場合と同様、JTAG ピンに対する信号のピン割り当てをします。
ハードウェア:
ポート イネーブル ピンをグランドに接続します。
JTAG および I/O の両方
ソフトウェア:
[Reserve ISP Pins] オプションをオフにします。ISE デザイン ツールでこのオプションを見つけるには、[Implement Design] を右クリックし、[Process] → [Properties] → [Advanced] タブ → [Reserve ISP pins] をクリックします。
このタブが表示されない場合は、アドバンス オプションをオンにします。これは、[Edit] → [Preferences] → [Processes] タブをクリックして [Advanced] を選択することにより実行できます。その他の I/O ピンの場合と同様、JTAG ピンに対する信号のピン割り当てをします。
ハードウェア:
ポート イネーブル ピンは、電源投入時に Low にする必要があります。Low になっていない場合、セルフ コンフィギュレーションが正しく実行されないことがあります。
ポート イネーブル ピンが Low になっていると、JTAG ピンは通常の I/O として機能します。
ポート イネーブル ピンが High になっていると、JTAG ピンは JTAG 機能を再開します。インプリメンテーションについては、ユーザーが決定できます。
CPLD に関するその他の一般的な質問は、ザイリンクス CPLD のテクニカル ヒント FAQ (Xilinx Answer 24167) を参照してください。
AR# 8455 | |
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日付 | 08/21/2017 |
ステータス | アクティブ |
種類 | 一般 |
デバイス |